OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

OMM_2016

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OMMLITE と OMM。登山やトレランを趣味にしている人なら、知らないと言う人はあまりいないかと思うレースですが、今回は7月に白馬で開催される予定の「OMM LITE 2018」に少しでも役立てばと思い、今回「登山の全く素人がOMM LITEに出場してみて思ったこと」を書いてみたいと思います。

 

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

これから「初めてOMM LITEに参加しよう」と思っている人の準備に少しでも役に立てば、なんて思っています。まったく役に全く立たないかもですが、とりあえずお送りします。

▼OMM2019についてもまとめています。よろしければこちらもご覧ください!

OMM LITE 2018

OMM LITE 2019 開催までの準備を過去の記事とともにまとめてみた

2019年6月17日
注意
以下はあくまで個人の感想となります。レースの内容や攻略法など全てを保証するものではありません。公式サイトと合わせてご自身の責任でご確認ください。

 自身のスペックと「OMM LITE」に参加するまで

まず、自分がどんなスペックだったかと言うことから説明します。登山歴は2018年で4年目、毎年、年間20回前後登山をして、ランニングなどは1週間に2回ほど5kmずつ走る程度。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

 

トレランは未経験で、登山という名のハイキングだけしかしていない状況でした。「OMM」の存在はさまざまなメディアの記事で認識はしていましたが「ハードそうだし自分とは縁のない世界っしょ」と思っていました。

そんな矢先にふとOMMのホームページを見たら「OMM LITE」開催の情報を見てしまいまして、さらによくよく見てみると、

「OMM LITEは、安全に楽しく、OMM JAPANに参加するために必要なナビゲーションスキルと経験を学ぶ最高の機会です。 体力・知識・経験の有無に関わらず、誰でも気軽にご参加ください。そしてこのイベントを通してナビゲーションスポーツに必要なコンパスワークや、ナビゲーションの基礎知識、経験、プランニングなどを学んでください。」(OMMLITEのホームページより)

との説明文があるじゃないですか。それを読んだ瞬間「これ出られるんじゃね?」と思い、現バディの登山仲間へ連絡をして、結果エントリーをしていました。これが僕がOMMというレースにでるきっかけでした。

エントリー後とその間の準備について

エントリー後は、さまざまなブログをみて準備を進めていました。行ったことは大きく2つ。「装備の準備」と、「地図読みのやりかたを学ぶ」こと。

ここでランニングをしたり、何か特別なトレーニングをしたりなどは行いませんでした。装備については1回目のOMMLITEについては結構細かくて、いろいろと準備した覚えがあります。(現在はだいぶ簡略化していると思う)。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

地図読みができないとガチで辛い

そして地図読みについての準備は、実際にアウトドアショップで行われている「地図読み講習」に参加して学びました。

なんでそこまでしたかと言うと、直感的に「地図読みはできていないと難しいのでは?」と思ったからです。そしてその直感は合っていました。

また、もう一つの理由が、僕というか、ウチのチームはそもそもランニングをほとんど行っておらず、どちらかというと「ゆっくりハイキングを楽しむ」というスタイルのチームでした。

ですので「地図読みでどうにか試合にしよう」と事前に作戦を立てていました。地図読みはマスターして、ランニングはしないという作戦に。結果この作戦がいい方向に作用しました。

OMMLITEでの装備ってどの程度用意しなくてはならないの?

まず、現在のOMMLITEについての装備レギュレーションは以下の通りとなっています。(OMMLITEのホームページより)

OMM LITE装備レギュレーション
・フード付き防水ジャケット(シーム処理の施された完全防水製品に限る)
・防水パンツ(シーム処理の施された完全防水製品に限る)
・山のランニングやウォーキングに適した服
・トレイルに適したシューズ
・ライト&電池(8時間以上使用可)
・ホイッスル&コンパス
・地図(大会主催者より供給)
・ファーストエイドキット
・エマージェンシーシート(袋状のものに限る)、または防水シェラフカバー
・リュックサック、バイクパック
・非常食
・ウォーターボトル・ハイドレーションパックなどの給水用具

よくレースに出ようとしている人に「装備って準備するの大変?」と聞かれますがOMMLITEについては、レース中は上記以外いらない。と言う回答をしています。つまり「レギュレーションに沿っていれば大丈夫だ」と。

当たり前なのですが、これが意外と重要で、どうしても日本人(僕も含め)は「自分の頭でルールを解釈して、その準備をする」と言うことが苦手な気がします。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

レース中は手荷物検査をランダムでされていますが、要は上記の内容を「満たしていればいい」のであってそれが過剰でなくて問題ないと思います。(少なすぎもヤバイですけど)。

例えば「ファーストエイドキット」とだけ書かれていますが、内容は選手に任せられています。つまりはそう言うことなのだと、僕は解釈しています。2日間のレースに耐えられるファーストエイドを持っていればいいと。

はじめてのOMMLITEのの時、装備のレギュレーションを重く受け取ってしまったので、荷物も重くなりました。念には念をいれた装備となった。と言うことです。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

結構みなさん軽そうな荷物。俺はこの時「山と道」のThreeを背負っていた…

僕はOMMJAPANも出場していますが、結論からいうとOMM LITEは、OMMと比べたら比較的に安全なコースが多いので、レギュレーションを満たしていれば出場中の装備は問題ないのかなと思いました。

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OMMLITE に実際に出場し、重要だと思ったこと

現在、初回のOMMLITEからずっと出場していますが、初めて出た時はまず「チェックポイントが全然見つからなくてすごく焦る」という思いがとても強かったです。

コツと言うことにつながるかわかりませんが、逆に1カ所見つかると、「その場所を起点に、他の場所を見つけやすくなる」と言うことがありました。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

チェックポイントが見つかると楽しい

初回出場の時は1カ所目を見つけてから、その場所を起点にチェックポイントを見つけて、結果はかなりのポイントをゲットすることができました。

そして地図読みですが、当たり前なんですけど、地図はかなり忠実につくられています。googleマップをみる感覚で、「何となくこの辺にあるだろう」と言う感覚で地図を読み、歩いても多分チェックポイントは見つかりません。

逆に道の一本(や歩数)まで地図上で合わせるとチェックポイントは見つかる。と思いました。

OMMで地図読みできないとレースは大変?

大変だと思います。というかレースにならないと思います。「走れなくても地図読みはできた方がいい」僕はそう思います。

ただそんなに難しく考えなくても地図の読み方は、本を読めば分かるし、アウトドアショップの無料講習に行けばやり方は教えてくれるのでそんなに深刻にならなくてOKだと思います。

 体力的にどんな感じ?

OMMLITE、走らなくても全然レースになるかと思います。上位を取る人たちはもちろん走っていると思いますが、走らなくても全然レースはできると思います。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

靴はボロボロになりました

体力的には歩いたとしても、僕のような素人が出てもかなり削られます。両日で数十キロの単位で歩いたかもしれません。足はパンパンで、靴もボロボロになりました。でも楽しかった

宿泊はどうしたらいい?

会場の白馬はロッジがいくつもありますんで、そこに宿泊してもいいですし、付与されるテントサイトにテントで宿泊しても良いかと思います。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

テントサイトはお世辞にも良いとは言えず

ただ、テントで宿泊する場合、テントサイトの地面が「めっちゃペグが刺さらない」のでちゃんと準備した方が良いと思います。

最後に、OMMLITEに出てよかったこと

超個人的なOMMLITEに出て見ての感想ですが、以下の点が出場して良かったな。と思う点です。

OMMLITE 2018 |今年はどう臨む?登山・トレラン素人の僕が出場して分かったこと

・地図を別な視点というかより詳しく見られるスキルがつく
→いつも「山と高原地図」で何となく登山をしていた僕が「この次はこういう地形だ」とか、先を予測しながら地図を読めるようになりました。これは普段のハイキングもとても楽しいものに変わりました。

・トレランに興味が出る
→勝手な解釈ですが、OMMLITEは「ハイキングとトレランが交差するイベント」と思っています。ハイキング→トレランへの入り口のきっかけとなるかもしれませんね。

今年のOMMLITE、もし出場しようか迷っていましたら、上記参考にしていただければと思います。なんならメールでの問い合わせも可能です・笑。出場する人は今年もぜひ頑張りましょう!

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark