OMM JAPAN 2017とOMM LITEはどう違うのか?【レポート2】

OMM2017

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OMM JAPAN 2017 nobeyama kogenについて前回に引き続きのレポートをお送りしたいと思います。

今回はOMMLITEにしか参加したことがない、OMMは素人の僕たちが感じたLITEとの違いを中心に、DAY1のスタートからゴール手前までレポートします。

OMM JAPAN 2017

コントロールセンター

すぐに感じたOMMLITEとの違い。

OMM JAPAN 2017

スタート地点まで移動します

今回の前夜祭の会場でもあり、スタート前の集合場所でもある滝沢牧場で車中泊で過ごし、翌朝は雨音で目をさましました。夜中は雨がすごく、朝方まで降っていたようです。6:00には起床し7:00にはある程度準備を整える事ができました。

2017年11月11日(土)8:30、簡単な朝食を済ませた僕たちはスタート地点へ向け滝沢牧場を後にしました。

滝沢牧場からスタート地点までのナビは道に点々とはられているOMMのコーステープとなっており、これを目印に進みます。この時点では地図を渡されておらず自分たちが現在どこの位置にいるのかまだわかりません。

本日の天気は晴れ予報。しかし、風が強く「このままテント張ったら飛ばされるでしょ」と感じられるほどのもの。

OMM JAPAN 2017

スタート地点へ向かう途中、虹が見えました

OMMは「緊張感のある」イベントだと考えていましたが、この時はまだ晴れという天気もあり、わりとのんびりとした雰囲気でスタートを目指しました。

スタート地点へ到着

OMM JAPAN 2017

OMMの本国(イギリス)の地図です

事前に調べていると、「滝沢牧場からスタート地点まで1時間程度歩くため、その時間を考えた上でスタートに遅れないようにすること。」ということがありました。

スコアショートのスタート時間は10:30より順次ウェーブスタート(順番にスタート)となっています。さらに事前にスタートリストが公開されているのですが、こちらに細かいスタート時間が記されています。

僕らのスタート時間は10:45分。その時間までスタート地点に到着しなくてはなりません。

結果的には、のんびり歩いても出発が早すぎたのか、9:30にはスタート地点に到着してしまい、1時間以上待つことになってしまいました。

この「スタート地点まで歩く」というのはLITEとの違いの一つです。
(OMMLITEは集合場所、宿泊場所がスタート地点となる)

いよいよスタート。初めてすぎて緊張

スタート地点に到着すると、僕ら以外に1~2組がすでに待機しておりました。

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スコアロングの選手がスタートしていきます

ちょうどスコアロングの組がスタートを終えており、それを見つつ僕たちはマットを敷いて休憩することにしました。時間がたつにつれて続々と増えるスコアショートの選手たち。

OMM JAPAN 2017

だんだんと選手が集まってきます

10:20頃にスコアショートの選手が、スタート地点に呼ばれ並ばされます。スタートは順番に時差を置いて行われるウェーブスタート。横一列に何組かが並び、1分ごとに地図を受け取りスタート。という流れでスタートしていきます。

地図を渡されるのはこの時が初めて。つまり選手たちは地図を渡された瞬間に今日どのように動いて、どのようにスコアを重ねていくか判断をつけなくてはなりません。

OMMLITEとの違いとして、この「地図がギリギリまでわたされない」という点は大きなポイントだと感じました。さらにOMMLITEとの違いが2点ありました。

LITEとの違い
(1)地図に磁北線がついていない
(2)地図上のスタート地点はさらに移動した箇所にある

まず(1)について。これは滝沢牧場のコントロールセンターでも告知されていたので、それに気づいた僕は速攻で磁北線がなかった場合の地図とコンパスの合わせ方を確認し、事なきを得る事ができました。

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今回の地図に磁北線がないことを告げる注意書き。軽く衝撃

LITEでは地図にあらかじめ磁北線が引いてあります。そのため地図合わせ楽であったのですが、今回は磁北線が引かれておらず、自分でその点も調整しながら、地図を合わせていかなくてはなりませんでした。

昭文社の登山地図などでも磁北線があらかじめ引かれていたりするので、事前にこのことが確認できていなかった場合、結構面食らうポイントであるかと思います。

OMM JAPAN 2017

OMMLITEの地図です

OMM JAPAN 2017

OMM2017の地図です

(2)については、スタート地点と地図上のスタート地点と異なる。ということ。まずOMMでは僕が感じる一番大切なことは「地図上に自分がどこにいるのか?」がわかっていることだと思います。

そのため、このスタート地点(もしくは目的地まで移動を開始するポイント)まで移動し、まず自分がどの場所にいて、これからどこに向かうのか?を地図上で確認する行為が、非常に大切になります。

このスタート地点についてはOMMLITEでは、かなりわかりやすい物となっていましたが、OMMでは情報量が少なく、分かりづらいものとなっていました。

スタート地点を間違えてしまうとその後の動きにも大きな打撃が出てしまうので、この点は注意が必要かと思います。

スコアショートがスタート。地図読みと判断を迫られる

OMM JAPAN 2017

OMM2017スタート前の選手たち

OMM JAPAN 2017

いよいよOMM2017がスタート

スタートからOMMLITEとの違いに戸惑いつつ、スタートを切ります。まずは上記の通りスタート地点へ移動。

自分たちの位置を確認します。僕たちの参加したスコアショートは初日5時間のレース。つまり僕らのスタートは10:45なので15:45までにゴールする必要があります。

各チェックポイントの中で最大のポイントは60点、下は10点となっていました。私たちが毎回取っている作戦は「遠い高得点のチェックポイントから攻めて、戻りながら他のチェックポイントで得点を稼ぎゴールする」というもでしたので、今回もその作戦を取ることとしました。

ですので地図上の北部の離れたチェックポイントから攻めることに。しかしここでさらに1点、OMMLITEとの違いに気づいていなかった僕たちは、この後ミスをしてしまいました。

次回はそのミスしたポイントと宿泊、2日目のレース内容などについて書きたいと思います。

このあとの続きです

omm2017

OMM JAPAN 2017 DAY1のゴールと氷点下の朝 | レポート3

2017年11月29日
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OMM JAPAN での装備そして2日目【OMM2017レポート4】

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark