OMM JAPAN 2017 nobeyama kogen こちらの大会は11月11日(土)、11月12日(日)の2日間(前夜祭も含めれば3日間)にわたり長野県南牧村にて開催されました。天気は2日間ほぼ晴れで、参加者からすると「大成功」と思える内容で幕を閉じました。
OMMというレースについての解説は、本家のホームページやさまざまなメディアで解説がされている(されつくしている)と思いますので、今回から数回にかけて完全な初心者の参加者目線でイベントのレポートをお送りしたいと思います。
OMM JAPAN は過酷?厳しいイベントなのか?
いきなりですが、「OMMって過酷なの?」という点が一番、参加しようとする人にとって気になるポイントかと思います。実は僕、OMMJAPANに参加するのに2年時間をかけてしまいました。
登山を始めたのが3年前で、OMMLITEに参加したのが去年。そして今年、あらためてOMM LITEへ参加し、「たぶん何とかなるかも」と思い、やっとOMMへの参戦を決めました。
さまざまなメディアで見るOMMは初心者にとってはハードルが高そうな内容でしたので、踏ん切りがつかないまま参加まで時間をかけてしまいました。
今回OMMJAPAN2017nobeyama kogenに参加してみて思ったのは「やはりOMMLITEよりハードだな」ということと、それを補って余るほどの楽しさを含んだイベントなんだということでした。
東京から野辺山へのアクセス
11/10(金)早めに仕事を切り上げ、OMM内の用語でいうところの「バディ」となる友人と待ち合わせ。僕らは都内で21:30に落ち合い、レンタカーで一路野辺山を目指します。
都内からの高速道路は空いており、約3時間くらいで会場となる八ヶ岳野辺山高原の滝沢牧場へ到着。
中央道の須玉インターチェンジで降りて途中コンビニエンスストアで買い出しをしましたが、コンビニエンスストアに明らかにOMMへ参加すると思われる人が結構いました。(アルトラの靴を履いていたので参加する方だとわかりました)
ちなみに須玉インターチェンジから滝沢牧場まで2~3件はコンビニエンスストアがあったように思います。滝沢牧場へ到着すると辺りはほぼ真っ暗。
何となく駐車場のような場所があり、よく見るとOMMのロゴがついたバナーがあったのでOMMの駐車場だと認識しました。その後車を停車後、会場を一回り。車に戻ったら、車中でバディと一杯やって就寝。
寝ている途中、非常に強い雨と車の中の寒さで起きてしまいましたが、朝は6:00位に起きました。
外に出ると何と、空には大きな虹が出ており、雲の隙間から晴れ間がのぞいていました。
それを確認すると、今日の天気は期待できるかも…となんとなく淡い期待を抱きながら準備を始めます。
参加カテゴリーと動きかた
OMMJAPANでは参加するレースの種類を「カテゴリー」と呼び、それぞれ以下のカテゴリーがあります。
・Straight A 65km –獲得標高3000m , Winning time 10時間/1日
・Straight B 55km –獲得標高2500m , Winning time 9時間/1日
・Straight C 35km–獲得標高2000m , Winning time 7時間/1日
・Score Long 7時間/6時間
・Score Short 5時間/4時間
大きくは「ストレート」と「スコア」というカテゴリーに分けられ、それぞれレースのルール、内容から過ごし方も変わってきます。今回僕たちが参加したのは「Score Short」。このコースが一番時間が短く、かつ過ごし方に余裕が持てる内容となっていました。
まず「ストレート」については説明を行うと、このカテゴリーはフィールドに設置されたコントロール(チェックポイント)を指示された順番で周り、どれだけ早く回れるかを競います。
そしてもう一つのカテゴリーである「スコア」。これは一言でレースを表現すると「大人向けの宝探し」といったような内容になっております。(あくまで僕が言うにはですが)
この競技のルールは簡単で、フィールドに設置されたコントロール(チェックポイント)を設定された規定時間内にどれだけ巡れるかという勝負です。まらコントロールはそのアクセスの難易度などによって得点が異なります。
つまりこのカテゴリーはれだけ効率的に回って高得点を取るか、そしてその総合得点(とゴールする速さ)を競うのかによって成績が決まるようになっています。そこが個人的には最高に面白い競技だと思います。
「Score Short」での動きかた・過ごし方
OMMのプログラムを確認すると僕らが参加する「Score Short」は「一番遅く競技が始まり、早めに競技が終わる」という内容になっており、朝の出発も8:30に会場を出てスタート地点に向かいましたが、スタートまで1時間ほど余るようでした。
これは2日目も同様で「Score Short」が一番遅い出発でしたので、余裕を持って準備ができました。
OMMJAPAN初体験の自分たちにとっては、「Score Short」が一番合っており、結果、僕らにはうってつけな内容であると感じました。プログラムを改めて確認するとそのタイムテーブルの余裕さがわかるかと思います・(笑)
次回はOMMLITEとOMMJAPANでの異なった点などを中心にお送りしたいと思います。
このあとの続きです
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