PA’LANTE v2 / パランテ v2 というバックパックが大好きな件

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PA’LANTE v2 / パランテ v2 を最近はメインで使っているよ。という記事についてお送りしたいと思います。

PA’LANTE (パランテ)との出会いは、さかのぼるたしか2020年か2019年頃になるのですが、はじめて購入したのは「Joey」というバックパックです。

んで、そこからいろいろな事情があって追加でパランテのザックを購入したという流れです。今年はケガしてしまいあまり登山に行けてはいませんでしたが、気づけばこのメーカーのザックを使い始めて2年。

今回は「ロングディスタンスや近所、そして旅にも連れて行けそう」な、このザックについて書いてみたいと思います。

PA’LANTE (パランテ)とは?どんなガレージブランド

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パランテって「もうだいぶ皆さんはもう知ってんべ〜」的なガレージメーカーかなと思います(雑)。たしか2019〜2020年位から登場してきたメーカー。

いろいろ調べたりするうちに、個人的にこのメーカーは「レイウェイを再解釈した感じ+めっちゃ最近までのザックを研究しているメーカー」なのかなと考えました。

細かな特徴については後述していくのですが「そういう工夫ってあったのね」と、ほかのメーカーがマネをしてしまいそうな程には革新的な(あくまでこの界隈のなかでは)点がこれらのアイテムたちにはいくつかあると思います。

2020年台のいわゆる「ウルトラライトハイキングな界隈の流れを変えた」と言うよりは「新しい流れをもう一つ作り上げた」ようなメーカーなんじゃないかなと考えています。

主観がたっぷりですいませんが、感想を書いていきます。

PA’LANTE v2 / パランテ v2 を購入したきっかけ

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パランテのV2を購入したきっかけ…それはいろいろあるのですが正直、ぶっちゃけ、マジで単純に「見た目」で購入しています。だってすげーかっこよくない?このザック。

というのは半分はほんとな感じ。もう半分の理由としては単純に「今まで使ってきたザック(mini2)が少しヘタってきた」というのと「どうしても身体に合わなかった」という理由で他のザックを探していたからなのでした。

俺の PA’LANTE (パランテ)の変遷

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上記に加えて初めに購入したのが「Joey」というザック。それもいろいろあって手放す形になりまして、その後に追加で購入したと言う流れです。なので「俺のPA’LANTE (パランテ)の変遷」について以下に書いていきます。

PA’LANTE joey / パランテ ジョーイ

まずは「Joey」についてご紹介。Moonlight Gear ( ムーンライトギア )さんに行ってマジで衝動買いしたこのアイテム。「なんかヤバそうだわコレ」という直感に従ったが最後。「この後こんなにPA’LANTE (パランテ)のザックを買うとは」という状況になるとは思いませんでした。

▼当時の記事はコチラ

Pa’lante (パランテ)の「 JOEY PACK 」について思ったことを書いてみた。

Pa’lante (パランテ)の「 JOEY PACK 」について思ったことを書いた。

2020年11月15日

PA’LANTE ultralight / パランテ ウルトラライト

んで次に買ったのはウルトラライト。サイズ感的には「Joey」と似ていて、俺みたいな「チキンハイキング野郎」だったら「ギリ一泊二日で行けそう」な容量。「強者ハイキング兄さん」は「何泊もできそう」って感じの容量でした。

「Joey」と大きく違うのはショルダーの部分で、トレラン的な作りではなく、普通のザック的な作りになっています。PA’LANTEの代名詞的な機能「ザック下の収納」などはそのままで、より「ハイキング向け」になっているモデルなのかな、と思いました。

PA’LANTE v2 / パランテ v2

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そしてV2を購入したのですが、この理由については簡単で「ウルトラライト良いんだけどもうちょいデカいの欲しいな〜」という理由からです。買ってみたら「コレはしばらく相棒になるな」と思うアイテムなのでした。という事でいつも通り主観ベースの感想をお送りしていきたいと思います!

V2を購入した時の感想

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▲ボタンの色が全部違う、かわいい….

まず持ってみての感想は「かわいい」というものでした。「なんだよ、かわいいって感想よ、ふざけんなよし」と思われるかもしれませんが、実際にかわいいのでしょうがないっす。

どの辺がそうなのかと言うと、スナップボタン「ワザと色を変えている」という点や、裏の縫い目などです。

遊び心があるというか…ふざけていると言うか…言葉にできない「抜け感」があるのがいい感じなんですよね。そんな雰囲気が全体的に漂っているなぁと。

パランテ v2のサイズ感

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さてサイズ感ですが31L〜37Lリットルあって「僕みたいなクソヘナチョコハイカー」でも数泊の縦走には耐えられそうな感じです。

※ごめんなさいスペックは「ムーンライトギア」さんかオフィシャルサイトをみてください…

背負い心地に関して言えばウルトラライトと同様に背中にパッドが入っておらず、ショルダー部分も似たような形状(というか多分同じ作り)なので気持ちよく背負えました。

PA’LANTE v2 で使われている素材

素材については僕のモデル「200D ウルトラウィーブ」という素材を使っているそうで、パッと見た感じで行くと「ハイパーライトマウンテンギアと同じ素材すか?」と言われそうな素材。

触った感じで行くと「超強そうなタイベック」って感じ。キューベンの「ゴワ感」は少なめの「サラッと表面に細かな凹凸がある素材」でした。この素材ってあんまりみないし調べてもでてこないんですが、今回初めてこの素材をしりました。

背面パッドはなし。シンプルかと思えば….

背面パッドがないので「シンプルなザックなのかな?」と思ってしまうのですが、パランテ、なかなか細かい作りが随所に見られます。そのあたりについても紹介をしていきたいと思います。

立体的な吹き流し

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まず、僕が今まで購入したザックの中で「ここは違うなぁ」とぱっと見分かったのが、ザックの上部の吹き流しでした。

横から見ると立体的になっており、この点が「荷物を上まで詰めた時」に、余裕を持ちながら入れることができました。両サイドが詰まらない感じと言ったら分かるでしょうか。

チェストストラップがほんとうに良い

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以前、某アウトドアショップさんで聞いたのですが、「パランテは一見は関係なさそうなOMMなど競技用のザックもすごい研究している」との事で、このチェストストラップにそう言った「こだわり」を感じました。

しっかりとフィットして、若干トレランザックのようなフィット感もありました。歩いていても揺れないし、すごくバランスが取りやすいです。

背負いのメッシュポケットとペグケース

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背面ポケットについては「シンプルな一枚ものなのかな?」と考えましたが、実はペグを入れるポケットがついています。

「コレでペグケース分軽くなるぜ!」というストイックな感じの考え方なのでしょうか(笑)。普段「ペグってどこに入れたら良いか絶妙に迷う」という事もあってコレも地味に便利なのでした。

生地が結構厚手になっていまして、岩場や藪でも安心かなとは思います。収納の度合いについては、例えば山と道ミニ2のように「外側のポケットにガバガバ荷物が入る」という感じではなく、結構ピタッとしています。

底の部分のポケット

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そして「パランテと言えばコレ」と言われそうなポイントが「ザックの底面にあるポケット」です。

どこかの誰かが「サコッシュってジャマやん?」と言ってたかどうかは分かりませんが「この底のポケットがあるのでサコッシュは要らないよね」とは個人的な感想としては、なりませんでした。実際はウエストポーチと併用しております。荷物が見えないとね。

この底面ポケットをどう使っているかですが、僕は行動食を入れたり、上着をざっと入れたりして使っております。ここのポケットを初めてみた時は衝撃でした。オリジナル。

PLATFORM (プラットフォルム)のウエストバッグなどが激アツな件

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2022年9月22日

ショルダー部分についたメッシュポケット

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本当に「サコッシュがいらなくなりそう!」という感じで使えそうなのは、こちらのポケットが本命かと思います。それが、ショルダー部分についたメッシュポケットです。こちらにはスマートフォンを入れたり行動食を入れたり、あとサングラスを入れたりと大活躍しています。

ボトルがめちゃくちゃ入るサイドポケット

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酒飲みに朗報なのですが、パランテさんは「とにかく両サイドのポケットがマジでデカい」です。500mlのボトル2本は余裕で、僕は良くスーパーで売っている炭酸水(プライベートブランドの固いやつ)を使ってもう少しデカめのボトルを二本差しで使っています。

「ロングトレイルな酒飲みさん」にはめちゃくちゃ良い点かもしれませんね。僕はあと、このサイドのポケットを持て余してしまうことがあるために、食料を入れたりしています。

PA’LANTE v2 / パランテ v2を使ってみて

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さて、最後に「V2を実際に使ってみて思った事」について、ツラツラと書いてみたいとおもいます。

濡れる時は底面ポケットに注意

底面ポケットに荷物をいれて歩いている途中で雨など降った時は注意が必要です。「何にも考えないで濡れた場所に荷物を立てかけたりする」と底面に入れた荷物が結構濡れます。

僕はコレでウインドシャツをビシャビシャにしてしまいました。辛かった。底面に入れる荷物はジップロックに入れる、雨が降ったら影響のある荷物か考える、など少し注意が必要かと思いました。

外ポケよりサイドポケットやショルダーのポケットを使う

今までメインのザックは「山と道」の「mini2」を使用していた僕。その時は「サッと取りだす荷物」はサコッシュか背面のメッシュポケットにぶち込んでいたのですが、PA’LANTEはショルダー部分のポケットや両サイドのポケットを多用しています。
この辺は単純に慣れが必要かとは思うのですが、慣れたら慣れたで非常に使いやすい点かと思います。

とにかくかわいい。オシャレ

そして見た目。「道具は見た目じゃない!」と思われる方は多いかと思いますし、それはとても理解しているのですが、僕はどうしても「ファッションクソハイカー」なので「見た目も重要」になってきてしまいます。

その点パランテはとても遊び心のあるデザインで「長く付き合いたい!」と思わせてくれるアイテムなのかな、と思いました。

背負い心地は山と道より楽だった(俺は)

背負い心地ですが、僕の体の特徴にもよるんだとおもうのですが、以前に使っていた「山と道」さんの「mini2」よりは背負い心地が楽でした。

おそらくなのですが、厚みのあるものより「ペラっとした」感じのショルダーの方が僕の肩に合っているんだと思います。

どちらが良いとかではないのですが、好みとして。背負っている時の痺れが無くなりました。ハイパーライトマウンテンギアに近い背負い心地かな〜という感じです。

PA’LANTE v2 / パランテのほかに気になるアイテム

それとパランテさんの気になるアイテムについて書いてみたいと思います。

チタンのパイプ

「マジでこんなの売るのかw」と思ったんですけども

「ロングトレイル中にはガラスだと割れてしまう恐れもあるしな〜」
「メッシュ売ってないしな〜」
「空き缶を使うと風で飛んだり落ちる時あるしな〜」

という事が理由で販売しているのか?と想像してしまいました。壊れる心配もなく、消耗品も必要無く単体でどうにかなるのがULという感じでなのでしょうか(想像)。

医療グレードのチタンできており、チャリのスポークを再利用したクリーナーみたいなのがついているようです。

カーボンローリングトレイ

もう一つは「カーボンローリングトレイ」です。「アルストやビールをフラットな所に置きたい」という事とはまた別に「隅からこぼれ落ちないフラットさ」が必要になるのかな?と思いました。

「クレジットカードなどとも相性が良さそう」なこのウルトラライトなカーボン製のトレイ。パランテのロゴ入り。普通に欲しい。ロングトレイルの相棒になってくれそうですね。

機能と遊び心が同居してる気もしてクセになる

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各アイテムで機能的で新しい試みが満載のパランテ。なんですけどホームページのイメージや上記に記載した他アイテムなんかが遊び心や、登山という切り口以外の世界観も持ったメーカーなのかと改めて思いました。

こう言った自由さアイテムから感じられ、さらに登山・ハイキングへ循環し、同じ山に入る場合でも「パランテのアイテムを持つことで新しい気づきなどを与えてくれる」そう思わせてくれるメーカーだと再認識いたしました。

今後も新たなアイテムのリリースに期待です!この記事がみなさんのザック選びの参考になれば嬉しいです!それでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark