Vaucluse Backpack Ventilation Gear (ヴォーグリューズ バックパック ベンチレーション ギア)って「名前長いやん…覚えられんす…」と思ってしまいそうな、ガレージブランドのアイテムを入手しました。
これはどんな商品かと言うと「バックパックと背中の間にスキマを作る」というもの。
ぱっと見「なんかこう花の苗を入れてる黒いバット」みたいな雰囲気(伝われよ…っ!)てな感じもあるんですが…
「万年背中多汗大賞」にノミネートされるくらいには背中の汗がすごい僕にうってつけっぽい商品のようです。
僕は高めの山とか行くと背中が冷えると蒸れるを繰り返すのでその度に体温が下がります。
正直に言って「体には悪い感じ」そんな「背中の汗洪水による冷え」を止められるならと思い「ものは試しで」と言う事で買ってみました。
今回のアイテム、ほとんど日本での情報がなさそうなんで「ヤバい英語力の僕がGoogle翻訳をかまして記事にした」状態です。その辺は勘弁な!
今回はアイテムの到着後に実際に山でも使ってみたので、使い心地の速報的な感じでお読みいただけましたら嬉しいです。それではどうぞ!
■目次
バックパックベンチレーション って何?
そもそも「バックパックベンチレーションって何?」っていう事について。
これって調べたら「バックパックの機能」としては「そもそも考えられていた」存在のようです。また今回のように「外付け」で存在していたりするようでした。
まぁ確かにこういう形状のあるよね。と思った。
例えばパックパックだと「ちょっと背中がメッシュになっている」や「立体的な形にして空洞を作っている」と言う感じの形についてもベンチレーションとして考えられているようでした。
まぁ確かにそうか。ちゃんと空洞が出来ているもんね。
ぱっと思いつく感じだとブルーラグ(BLUE LUG)さんとか。
自分が「外付けのタイプ」でパッと思いつくのが「ブルーラグの外付けタイプ」のベンチレーションである「meshenger pad」があります。
ブルーラグさんのオリジナルなバックパックに取り付けられるタイプで、メッシュのオプション(ハーマンミラーの椅子の座面みたいなやつ)これも背中に物理的に空間を作れるようです。
Vaucluse Backpack Ventilation Gear を知ったキッカケ
さて今回の「Vaucluse Backpack Ventilation Gear(ヴォーグリューズ バックパック ベンチレーション ギア)」についてご紹介。この商品を知ったのは「Garage Grown Gear」というUL系ではおなじみの海外のECサイト。
日本未発売の商品が結構並ぶので、定期的にチェックしていたのですが、今回はパランテ(Pa’lante Packs)の短パンがほしくて、価格調査をしている際にこちらの商品を見つけました。
購入時に本家サイトも調査してみた
「Vaucluse Backpack Ventilation Gear」の商品がほしい!となって何も考えずに、すぐ購入するとこういう場合は高いものをつかまされたりするので調査しました。
それで本家のサイトが安そうではあったのですが、日本への配送をしてくれなさそうな感じ…
そのため結局は「Garage Grown Gear」でパランテ(Pa’lante Packs)の短パンと合わせて購入をする事にしました。
(余談)クーポン探したらあった件
実際に購入を進めようと思ったのですが「これってクーポンがないかな?」とか思ってクーポン検索したらまさかの出現。で、出てきたので使ってみたら10%オフ。どんな買い物でもそうなのかもしれませんが、この辺の工夫で少しだけ安く買えそうです。
(余談2)最近Planet Express(プラネットエクスプレス)は使ってない
あと思った事なんですが、最近「shopify」の勢いが本当に凄いと思います。英語であってもわかりやすいのが脅威。なので「ほぼプラネットエクスプレスを使わないよな」と思ってしまいました。「shopify」の精度が高いというか、そんな気がします。ユーザーからしたら良い事なんですけども。
Vaucluse Backpack Ventilation Gear のフレームを到着して
そしていよいよ商品が到着となるのですが、まず触ってみての感想を書かせていただきたいと思います。正直に言って「なんだコレw」となりました。その辺の気持ちについても合わせてどうぞ。
第一印象は「軽過ぎでやばい」
まず、触って見てみての率直な感想なんですが、
・プラモのあの端っこの方のヤツみたい
・なんか大量の植木を運ぶ時の黒いヤツみたい
と言うようなものを連想してしまいました。(実際にちゃんと見ると全然ちがうんですけど)
とにかくすげー軽いんです。「海外から良く壊れずに日本まで来た」とも思ってしまうほどでした。
僕が知っている限り「見たことがない」
上記の発言を撤回してしまいそうではあるのですが、よくよく見ると作りは精巧な印象があり、そして良く考えられてる構造だな。と思いました。
Vaucluse Backpack Ventilation Gear はどんな形で届くのか
今回のVaucluse Backpack Ventilation Gearは、上下(背中面とリュック面)に分割されたフレームが2枚に分かれて、それを自分で組み立てる形で送られて来ます。(組み立てるって言っても上下にくっつけるだけなんですけど)
ホームページでも紹介されている強度
この点で「実際に組み立ててみる」と分かるのですが六角形のヘキサゴンな構造のフレームが上下で互いに補いあうようになっていて、組み立てるときに「思ったよりも力を入れた」のですが、全然壊れる様子もありませんでした。
Google翻訳で商品紹介を見ると「座っても壊れない」らしいです。実際にテストをしているページも貼っときます。
でも考えてみるとそうですよね、と思いました。ULとか言っても、お酒を積みまくるとそこそこの重さになってしまうので、それを背中に挟むとなるとそこそこの強さはほしいところですよね。
フレームの素材はHDPEという素材でめちゃ丈夫らしい
石油から作られた熱可塑性ポリマー である高密度ポリエチレン (HDPE)という素材で作られているとかで、なんなら軍とかとパートナーシップを持ってテストとかしているっぽい。
そして生涯保証らしい
ダーンタフとかもそうですが、生涯保証っぽいです。これほんとに最高。それだけ製品に自信があるんでしょうね。
あとすぐに「中華製が出そう」と思った
あと、これ「中華のジェネリックが出そう〜」とか思ってしまいました。ライセンスがガチガチだったらある程度大丈夫なのかなぁ…
Vaucluse Backpack Ventilation Gear 使ってみて
いよいよ使ってみての感想になるのですが、結論から言うと「買って良かった…」と心の底からなりました。マジで良い!
という事で使ってみての感想をお送りします。
まずは取り付けについて
まず取り付けについてなのですが、6点を結束バンド(人質が指を止められる時に使うバンド)で取り付けます。カバン側に下2カ所、フレーム同士で4カ所の合計6カ所です。
そしてストラップには本体のフレームそのものをクリップできるようになっています。そんな感じで取り付けます。
取り付け方はコチラ
気になるサイズ感は?
サイズ感としてはなんと「15L〜65Lまでおおよそ対応してくれる」とのこと。めちゃ良いですね。なんなら普段の街で使っているリュックとかにもつけてしまおうか、と思ってもしまいます。
これ思ったんですけどもトレランとかする人にもいいかもしれないですね。汗とかより致命傷になりそうですもんね。
使ってみるとガチで涼しいっす。これ。
そして使ってみた感想なのですが「背中がガチで涼しい…」っす。三時間くらいの軽いハイキングで使ってみました。通常ならばこの程度のハイキングでも「背中ぐっちゃり」となってしまうのですが「ほぼ濡れない!」という状態です。
背中の洪水が抑えられる
本当に嬉しいのが「背中の洪水を抑えられる」ということ。ザックを背負ってると背中で起きた洪水がそのまま腰に流れ込み、そのまま短パンなどを経由して、下半身もわりと濡れてしまい正直に言って冷えます。
これ「体温が下がってしまう」って事につながり、結構あぶねーなーと思った事が何回かあります。これが防げるのは、登山における安全性が向上する側面もあるかなと思いました。
背中などの臭み防止
あと匂い。「え…俺だけ?」でも夏場で3-4日の縦走すると背中がちょっと匂ってきます。汗が染み込みまくって「ザックが臭いのか、背中が臭いのか、そしてその両方なのか」という状況ですが…これを使ったらかなりその現象が防げるかなと思いました。最高。
真面目な話「背中で菌とか繁殖」しちゃうとザックや衣類にもダメージになってしまうので、そう言ったことを防ぐという点でも、この商品って画期的だな。と思いました。
負荷分散や姿勢の改善になるよ。
あと思ったのが、オフィシャルショップのページにも書いているのですが、背中にかかるパワーの分散になるなぁと感じました。見た目はガチャっとしてしまいますが、結構背中が楽になるような気がしました。フレームレスのザックだとかなり快適性が向上するのではないかなと思いました。
最近はパランテ(Pa’lante Packs)のV2を使用しているのですが、背中には山と道の極薄マットを折りたたんでザックの背中面に入れ込んでフレーの代わりにしていましたが、これを付けるとそんな事は意味がなかったのではないかと思うくらいに、背負い心地がしっかりとしてきます。
ちょっとパーツがハマりにくいかな
使ってみてちょと思ったこととしては「上下がカチッと少しハマりずらい」ということ。ハイキングをしてしばらくして「上下がうまく噛み合っていない」ということに気づいて、何回かハメ直すことを繰り返しました。(何回かいれたら直りました)この点についてははじめだけかもしれませんが、少しだけ使いづらかったです。
Vaucluse Backpack Ventilation Gear は買い?
今回購入したVaucluse Backpack Ventilation Gearについてですが「背中の汗」が気になる方や「夏にめちゃくちゃ登山に行く」などの人は「高いけど買い」だと思います。
購入することでのメリットが多く、それと引き換えになる重さとしては94グラムなものですので、昨今の為替市場の状況もありますが買ってもいい商品なのかなと思いました。
最後に「今後気になりそうなポイント」について記載します。
耐久性について
まずは「耐久性」にちてこれは長期縦走でも、また長期間の使用に際しても問題がなさそうなのかちょっと気になりました。なんだかんだでホームページを見ると「めちゃくちゃ丈夫」って書いているので耐久性が持続するのでしょうか。今後も使ってその辺も確認していきたいと思っています。
結束バンドについて
あと「結束バンドを使っているので、交換がめんどくさい」「結束バンドを改めて購入しなくては」ということについて、ちょっと考えなきゃな。とは思いました。この辺は多分「一度つけたら、つけっぱなし」という手段を取っても良いのかなとも思っています。ですので「2個程度購入してローテーションする」のが良いのかなとも思いました。
今回紹介した「Vaucluse Backpack Ventilation Gear」についていかがでしたでしょうか?「ありそうでなかった!」という感じのこの商品は、山を快適に安全に過ごす可能性を上げてくれる素敵なアイテムだなと思いました!
ということで、今回の記事が皆さんの安全な登山にやくだってくれれば嬉しいです!
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Thank you for your thoughtful review from Japan! We’re thrilled to hear our ultralight backpack’s ventilation frame meets your expectations. Your feedback is invaluable to us. Feel the breeze, not the burden!
thank you. It looks like Japanese hikers will be able to make new discoveries and have a more comfortable time here. I will buy again!