北アルプス にいってきたこの連載、縦走2日目は快晴のなか風が少し強いですがガンガン行程を進めることができました。雷鳥も見ながらその足を進めます。

雷鳥がいました(2回目)
前回は龍王岳を過ぎた後の分岐で少し休んだ後に、立山室堂方面と一の越方面の看板について確認しました。
その時、結構風が強かったので、じっと休んでいると体温が奪われそうだったのでさっさと出発することにしました。
▼前回からの続きです
荷物を背負ってさて行こう。とした時に、またもや雷鳥が目の前を通り過ぎようとしたので、写真大会を始めてしまいました(動画もバッチリ撮りました)。雷鳥を撮影して満足し、仕切り直して出発しました。
▼2018年に飯豊山にも行ってきましたが、なかなか気持ちのいい北アルプスにも負けない山でした。よければこちらもどうぞ。
■目次
■龍王岳分岐から立山(雄山)へ向かう
龍王岳分岐から一の越山荘へ向かいますが昭文社の地図上では30分。実際歩いてみるとそこまで危ないと思う箇所もなく、写真を撮影するのも忘れてサクサク歩きます。
■一の越山荘へ到着


なんかサクサク歩いた記憶があります
ちょっと休憩一の越山荘に到着すると、一気に人が増えました。学生、インバウンドの外国人旅行客の皆さんなど結構カオスな感じでした。
一の越山荘に到着し久々にバックパックをおろして休憩しますが、一の越山荘から東一ノ越への道があることに気がつきました。
「なるほど明日はここを経由して帰るんだ。」
ということにこの時初めて気がつきました。雷鳥沢キャンプ場から一ノ越山荘へ上がり、そこから東一ノ越へと進むルート。明日のルートをなんとなくチェックし、いよいよ立山(雄山)に登ります。
■一の越山荘から立山(雄山)への道のり


雄山神社です。先にちょこんとあります
一の越山荘前の公衆トイレ横から立山(雄山)へと登ります。基本は大きめの岩場で道も狭く、そして登りは結構急です。道の状態としては
「トレッキングポールをついて登る」
という感じではありませんでした。どちらかというと手も上手く使って登っていく感じでした。
先にも書きましたがこの日は外国人の観光の方や、小・中学生の集団、家族連れなど本当に結構なカオスっぷりで立山(雄山)までは渋滞を起こしておりました。
結果、焦ってもしょうがないのでのんびり登ることに。
昭文社の地図上のコースタイムでは約1時間程度でしたが、ぼくらもその程度の時間で到着しました。(元々ちょっとコースタイム巻く傾向があるのでちょうど良かったのかもしれません)
■立山(雄山)の神社でおはらいをしてもらう


雄山神社で並びます


雄山神社の料金所です


雄山神社の入り口です
上りの行列に耐えながらノンビリ登って、立山(雄山)に到着しました。ちょうど4時間強歩いたのでお昼を食べることに。
今回僕はエスビットの固形燃料を持ってきていたのですが、風がこの日は強過ぎて中々ライターが点かない…一緒にいったJさんはガスを持参してきていたので、ちょっとお借りしてお湯を沸かしなんとかお昼にありつけました。
その後立山(雄山)でお祓いができるということで、旅の安全を祈るためお祓いをしていただくことにしました。
この神社正式名称は「雄山神社」というらしく日本三霊山に数えられているそうです。(その他の霊山はよくわかっていませんが…) そしてこの神社「富山県中新川郡立山町芦峅寺立山峰一番地」とちゃんと住所があるようです。ちょっとびっくりしました。
お祓いは前料金制で、順番を神社の下で待つ形となります。その間係りの方から「風景をお楽しみください〜!」的な和やかな案内もされつつ順番を待ちます。
順番が来てお祓いをする神社に案内されますが、前から詰めて座るスタイル。山登りでパンパンになってしまった足には少しこたえました。お祓いそのものは5分程度で終了。最後に御神酒をいただいて帰ります。
立ち上がる際に足元の岩というか石に目が行きましたが、実はこの石、山のふもとの川から登山する方がもってくるのだそうです。「2kgチャレンジ!」みたいな字が石に書いてありました。(多分2kgの石を持って来たと思います)
皆さんも何かのタイミングで行った時にはぜひ石を見てください。お祓いが完了すると、お札と鈴をもらいました。一瞬熊鈴のようにつけて歩こうかな。とか思いましたが落としそうなのでやめました。


お祓いが済むとお札をもらえます。ちょっとかわいい。


お札の裏には色々書いてあります
住所?:富山県中新川郡立山町芦峅寺立山峰一番地
参拝料:大人500円 子供(中小学生)200円 いづれもお札と鈴のお守り付き
感想:状況によっては結構待つ可能性があります。バックパックは下に置いていくので、そういったことが嫌な方はちょっと厳しいかもしれません。
■立山(雄山)から大汝山経由で真砂岳方面へ


立山(雄山)からの風景です


大汝休憩所方面へ


大汝休憩所方面へ
お祓いを済ませたところで、そろそろ雷鳥沢キャンプ場へ向かいます。ここからのルートは
という形で向かいます。立山(雄山)を後にし、まずは大汝山(おおなんじやま)を超えて富士の折立方面へ向かいます。
このときちょうど正午12:00頃。ここから昭文社の地図では約2:30程度の距離です。全然時間はあるでしょ。ということでゆっくり歩きます。


大汝山休憩所です


大汝休憩所


メニュー豊富です


ちょっと下北沢感あります
途中大汝山に昭文社の地図には乗っていない山小屋を発見しました。どうせなんでトイレに寄っていくことに。
入ってみると、良い意味で下北沢のカレー屋さんのような、若者も安心できそうな佇まいがとても心地い山小屋でした。
なんで地図に載っていないのかは疑問ではありましたが…トイレをすませると山小屋を後にして、富士ノ折立方面へ向かいます。もちろん大汝山への登頂はパスしました(笑)
営業期間:7月上旬~9月下旬
トイレ:100円
食事:うどん、カレー、定食、アルコール、ソフトドリンクなど一通りありました。
感想:トイレを使用させていただいただけですが、宿泊はできない模様。綺麗でちょっと下北沢っぽい若い方の雰囲気がする山小屋でした。時間があればゆっくりしていきたい小屋でありました。
次回は雷鳥沢キャンプ場へ向かいます。ということで、続きます。
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