北アルプス に行って来たシリーズ縦走2日目もいよいよ終わりとなり、雷鳥沢キャンプ城へと向かいます。
2日目は、以下のルートをとっており、いよいよ後半戦といったところです。本日のルートは
五色ヶ原山荘→ザラ峠→獅子岳→龍王岳→一ノ越山荘→立山(雄山)→富士ノ折立→真砂岳(手前で下山)→雷鳥沢キャンプ場
という形でとっており、現在は「富士ノ折立」手前の「大汝休憩所」におります。今回は大汝休憩所の後から雷鳥沢キャンプ場までの道のりを書いていきたいと思います。
▼前回からの続きです
■目次
■大汝休憩所を後にして真砂岳方面へ
大汝休憩所でトイレ休憩を取った後、真砂岳方面に向かいます。
昭文社の地図上では大汝山から真砂岳手前の分岐まで40分。この時点で12:15分前後でしたので、真砂岳手前の分岐まで40分、そこから雷鳥沢キャンプ場までは約1時間20分。合計で2時間みていれば余裕そうです。
ということで真砂岳方面へ歩き始めました。道のりは岩場ではありますが、道そのものは広く歩きやすいものでした。
■富士ノ折立を超えて真砂岳方面へ
富士ノ折立へ到着すると、写真のように道の横に分岐する形で富士ノ折立へ登れるようになっているようだったのですが、僕らは余裕でパス。
「てっぺんに登らないと気が済まない」というタイプの人間ではないので「寄り道する形でここを制覇しなくても良いよね」と一緒に行ったJさんと話してパスすることにしました。
ということで真砂岳方面へ進みます。
■真砂岳手前の分岐を左に雷鳥沢方面へ
富士ノ折立の前もその後もかなりいい感じの稜線が続きます。視界も良好で遠くまで見渡せるし道も広くて最高。
日本ではないみたい。と北アルプスに来るたびに思いますが、今回のハイキングのハイライトになるような道のりでした。
富士ノ折立をすぎて20分ほど歩くと真砂岳と雷鳥沢方面の分岐に出ましたので、僕たちは雷鳥沢へ。
ここからは下りで約1時間20分。いわゆる岩場の下り坂って感じではありましたが、浮石が少し多く何回か転びそうになりました。ゆっくり下ることをおすすめします。
■雷鳥沢キャンプ場へ到着してテン場へ
真砂岳手前の分岐から歩いていくと、だんだんと雷鳥沢キャンプ場が見えて来ました。
雷鳥沢キャンプ場はテント場に十字に道が走っており、上から見ると良くわかりました。
この時でだいたい13:00頃ではありましたが、テントがいくつか張られていまして、それがまた、とてもきれいに見えました。
下界のテントばかり見ているとコケそうになるのでしっかり浮石に気をつけながら足元に注意して登ります。
■雷鳥沢キャンプ場でテント泊
真砂岳手前の分岐から下ってほぼ雷鳥沢キャンプ場と同じ高さの場所まで下りて来ましたが、道全体が一気に広くなり、「雷鳥沢キャンプ場は見えるのに道がよく分からない」という状況が続きました。
というか単純に道に少し迷いましたが、雷鳥沢キャンプ場前に流れている川を渡り、雷鳥沢キャンプ場へたどり着けました。
キャンプ場に到着すると、全体の半分程度が埋まっておりましたがまだまだスペースは空いている状態。
雷鳥沢キャンプ場の受付に入り、テン場の受付を済ませテントを張ることにしました。
雷鳥沢キャンプ場の受付の方はバランスボールに座りながら受付をするスタイルで、ちょっと気分はあまり良いものではありませんでした。
ちなみに雷鳥沢キャンプ場ではお酒などは売っておらず、近くのロッジ立山連峰か、雷鳥沢ヒュッテに行かなくてはなりませんのでちょっと歩きます。
「早くビールが飲みたい」と思いつつ10分ほど度歩くことに。また水場は「煮沸が前提」の水場でした。
僕はソーヤミニを持参しておりましたので問題はありませんでしたが、注意が必要です。
▼2018年に飯豊山にも行ってきましたが、なかなか気持ちのいい北アルプスにも負けない山でした。よければこちらもどうぞ。
■雄大な風景と星空が楽しめた雷鳥沢キャンプ場
雷鳥沢キャンプ場に到着すると、適当な場所を見つけてテント設営。
今回持って来たテントはSix Moon DesignsのDeschutes Plus Tarpでした。
前回北アルプスに行った時はSix Moon Designsのgatewood capeだったのですが、変な虫が多くて「メッシュ付きがいいな」と思って購入したテント(というかタープ)でした。
結論、今回は全然虫もおらず、地面の状態も良好でペグがすごく刺さりやすい!
しかも超フラットなテン場で個人的には久々にアタリでした。
テントを立てたらロッジ立山連峰へ行ってビールを購入。あとはダラダラしてご飯を食べながら過ごしました。
今回、山と道のULPad15S+を持っていきまして、これをゴザのように敷いて寝っ転がりながら夕日に照らされる立山を眺められました。めちゃくちゃ綺麗で感動!でした。
ご飯を食べていると隣のテントのおじいさんとおじさんが「めずらしいテントだね〜」と声をかけてもらい、そこからビールをごちそうになったりしました。
見た感じかなり登山歴が長そうな方達だったのですが登った山を聞いてびっくり。ほとんど海外で「ネパール」「ヒマラヤ」やら想像もつかない単語がバンバン出て来て、違う世界の人たちを身近に感じた、いい体験でした。
このおじさん達、また会いたいと思う人でした。その後めちゃめちゃきれいな星空を見ながら酒を飲んで就寝しました。夜は結構寒く、普通に息が白くなりました。
明日からいよいよ最終日編です。
住所:〒930-1403 富山県中新川郡立山町芦峅寺雷鳥平
電話番号:090-1632-9141 (雷鳥沢野営管理所)
料金:500円(1人1泊につき・清掃協力金として)
駐車場:なし(車の乗り入れ不可)立山駅駐車場1,000台(臨時500台)駐車料金: 無料
URL:http://www.info-toyama.com/s/spot/31029/
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