仙丈ケ岳 と甲斐駒ケ岳に紅葉を見に行ってきた登山について、前回は甲斐駒ケ岳の手前である「駒津峰」までアクセスし、ガスが強かったので下山しテント泊をすることにした1日目。今回お送りする2日目は、朝を早く2:30に起床、3:30には登山を開始する計画を立てました。
今回は暗いうちからの登山、そして仙丈ケ岳の朝日を写真へいくつか収めましたのでお送りしたいと思います。
▼前回までの登山はこちら
■目次
長衛小屋〜仙丈ケ岳(二合目)
前日の取り決め通り翌日は2:30に起床。テントは長衛小屋にデポをして仙丈ケ岳を目指す形としました。必要な荷物だけをバックパックに詰めて出発。
今回は2人で登山を計画しましたが、どちらとも持っていたヘッデン(ヘッドライト)は700ルーメンをこえる明るさでしたので、比較的安心して歩けそうな感じがしました。
まずは長衛小屋から仙丈ケ岳の2合目を目指します。
こんな感じで真っ暗な道を歩きますが、歩き始めて1時間を経たないうちに「2合目」の看板が出てきました。特にここで休むこともなく先に進みました。
仙丈ケ岳(二合目)〜仙丈ケ岳(五合目※大滝の頭)
仙丈ケ岳(二合目)をこえると、次なるチェックポイントとなりそうなのが仙丈ケ岳(五合目※大滝の頭)というポイント。
地図上にはありませんが「四合目」の看板や「ファイト」と書かれた恐らく地元の小・中学で作られた看板がいくつかありました。ぶっちゃけ怖い。
その辺は風景としてはほぼ暗くてわからないので、特にじっくりと見ずに先に進みました。仙丈ケ岳(五合目※大滝の頭)に到着しても真っ暗で分かりにくかったのですが、かなり開けた分岐点に出ました。
そして、例により暗さで分からなかったのですが、先客の方がここで休憩中。この暗闇の中で雪山の仙丈ケ岳について、携帯電話に入った画像を見せながら熱く語ってもらいました。怖えよ。
仙丈ケ岳 (五合目※大滝の頭)〜小仙丈ケ岳
そんな出会いもありながら「小仙丈ケ岳」を目指して登ります。ちょうどこの辺りから、いわゆる「樹林帯と稜線の境目」というような雰囲気があり、実際にこのポイントをこえてから森林限界というような感じの風景で、ハイマツが現れたりしてきます。
なかなか急な坂道が続きますが、だんだんと周りが明るくなってきました。
昭文社の地図上では小仙丈ケ岳の標高は2864m。自分の腕時計の高度計を見ながら「あとどのくらい登るのか?」を計算して歩きます。
そしてちょっと急な登りをいくつかこえながら小仙丈ケ岳に到着しました。
小仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳
実は仙丈ケ岳(五合目※大滝の頭)で出会った登山者の方に事前に聞いていたのは「小仙丈ケ岳の朝日はかなりいい」という情報でした。
われわれも朝日を見るのであれば「小仙丈ケ岳で見よう」とそこで決めました。そして、小仙丈ケ岳に到着したのが朝の5時前後。
この時の日の出が5時後半から6時くらいでしたので、コーヒーを飲みながらひたすら待つことに。
この時、季節は10月の頭です。この季節での高度2800m前後は結構寒い。なので防寒着をフル装備して日の出を待ってました。天気も良く風景も抜群だったので、あまり時間の長さも感じずに朝日が現れました。
おかげさまで、6時にはめちゃくちゃ明るい朝日を堪能することができました。そして、その後「小仙丈ケ岳」から「仙丈ケ岳」を目指して歩き始めました。
仙丈ケ岳〜仙丈小屋
小仙丈ケ岳を出て約40分。マリオでいったら「スターをとった無敵状態」な気分で晴れた稜線を楽しみながら前に進みます。この時は風もなく、本当に気持ち良く歩き続けることができました。
6:50頃に仙丈ケ岳に到着。頂上はさすがに人がたくさんで記念撮影の大会のようになっていたので軽く楽しんだら移動しました。仙丈ケ岳の頂上から20分程度下り「仙丈小屋」へ。
ここでトイレや朝ごはんを取ったりして8時前には出発、あとは下山となりました。その後「馬の背ヒュッテ」「仙丈藪沢小屋」と過ぎて「長衛小屋」へ下山。
デポをしていたテントを回収して「北沢峠」からバスを待って、バスで下山をしました。ちょうど繁忙期だったのかバスも増便されていて、楽に乗り込むことができました。
以上で甲斐駒ケ岳〜仙丈ケ岳1泊2日のハイキングについての記録は終了です。
今回登って感じたことは「かなり登りやすい南アルプスの山」ということでした。やはり山と山の間に山小屋、テン場があるのがとても魅力的で、「初心者の方からアルプスと名のつく山を登って見たい」とリクエストを受けた際にはぜひともオススメしたい山でした。
(おまけ)帰りに食べた「たけだ」のソースカツ丼で悶絶
下山後に伊那市の「たけだ」という精肉店が営むお店の「ソースカツ丼」を食べたら悶絶するほど美味しかったです。やばかった。
「なんか見たことあるな〜」と思ったらこの店、以前「taicoclub(タイコクラブ)」に行く前に立ち寄ってお肉を購入したお店でした。その時も激ウマでした。
▼以前に行ったタイコクラブはこちら
▼他にも色々山に行ってます
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