PCSサーマルスモックパーカー というウエアについて、ずっと気になっていまして、今回「偶然安く見つけて」購入にいたったので、記事として紹介させていただこうとおもいます。
昨今の古着や軍ものブームのおかげなのか、中田商店に行っても全然(特にアメリカ軍など)の払い下げ品が見当たらず、最近は悩んでいた僕。「まぁアメリカにこだわらなくても何か面白いものがあるでしょ」と思って探したらイギリス軍にそれはありました。
今回はアウトドアから街までキレイめに行けそうなアイテム「イギリス軍のPCS サーマルスモックパーカー」について紹介させていただきます。
■目次
PCS サーマルスモックパーカーを購入したキッカケ
そんな感じでこのアイテムを知って気になっていた矢先、山関係でやりとりさせていただいた方のインスタでこちらのアイテムを取り上げていて、それをみた僕は「やっぱりこれは、ほしいな」と思って、気持ちがビリビリ燃え上がってしまいました。
そんなタイミングで、ふと寄った「初売りの古着屋」の片隅で30%OFFで並べられていたのを見つけて速攻でゲット。そんな流れで購入したのでした。
スペックや着心地など
重さを測ってみると532グラム。表地がリップストップナイロンのような素材で、内側がマイクロフリースで、しっかりとした素材感。色がコヨーテに近いライトオリーブでいい色です。
イギリス軍が「寒冷地向けに設定した」と言われている「PCS (Personal Clothing System)」レイヤリングシステムにおいてミッドレイヤー部分にあたるアイテムなのだそうですが、街だったらアウターでも良さそうな印象でした。
着用してみたら割とタイトめ
着用してみて感じた点がいくつかあるので、それぞれ感想を紹介してみたいと思います。まずは着心地について紹介します。
着用した感じ「タイトだな」と感じました。ミドルレイヤーで想定しているようなので、がっちりアウターとして使用する形で「インナーにガッチリスウェットとか着回す」などの使い方をしようとすると、若干ゴワつくかもしれません。
街や旅で使用するのにはそこそこの重量
軍もの、そして街着にするのであれば結構軽い部類かなと思いました。先にも書きましたが、山のミドルレイヤーにするには少し重いかなぁという感じの532グラム。カバンに忍ばせ街着や旅着にするのが良いのかなぁと思いました。
サイドジップやマジックテープでの調整
プルオーバー式のジャケットなのですが、両サイドにジップが付いているのでこちらを開ければ脱着はしやすいかと思います。形だけで見ればパッとみた感じ、山と道の「Alpha Anorak」ジャケットのような印象。また、マジックテープで裾を絞ったりサイジングの調整が可能です。
ジップについては止水、ベンチレーション付き
ジップについては止水ジップとなっており、作りもしっかりしています。また、脇にベンチレーションがついております。(ベンチレーションが付いてるとはとは言いつつ登山だと熱いかもなとも思ったり)
フードは収納式。ガッチリしたものではない
フードについては首元に収納式になっています。フードそのものはガッチリしているような形ではなく、中にフリースが貼ってあったりはせずに、サッと取り出せるような、簡易的な感じです。どちらかというと「サブ機能」的な印象ですが、物足りないという事はありませんでした。
カンガルーポケット
おなかには以前に紹介した「アメリカ軍の遠征用アノラック」の様な作りのカンガルーポケットと両サイドにポケットがあります。このカンガルーポケットについて以前も書いたのですが、マジで便利でして、「サコッシュ要らねえな」となるんですね。
▼過去に紹介した「遠征用アノラック」
イメージとしては春先や秋のちょっと寒い時期、旅行で高原などに行って「コレちょい寒いな」という際に羽織ってスマホやお財布をラフにポケットに入れられる。んで、サコッシュいらずで手ぶらで動けたりします。
パカッブル仕様
こちらのアイテムはパカッブル仕様になっています。おなかのポケットを裏返して入れ込むとコンパクトに収納が可能。写真の通り、スマートフォンと比較しても旅行中でも邪魔にならないサイズ感かなと思いました。
全体的に軍ものとしては上品な印象な商品
今回のアイテム「軍ものだけどなんか上品な感じがする」というのが僕の印象です。イギリス軍だから?何?紳士?みたいな謎の想像もしてしまったのですが、先にも書いた「タイトなシルエット」「素材感」「絶妙な色合い」などが総合的にシャツの上に羽織ってもいい感じな雰囲気になっているのかと思います。
「大きなメーカーで働くビシッとしたスーツを着たイケメン社員が作業着の上だけ羽織る感じ」と言ったら分かるでしょうか?そんな上品さを感じました。(それは違うだろ)
PCS サーマルスモックパーカーを三軒茶屋の pulp vintage ( パルプ ヴィンテージ )さんで購入
購入したら店舗についてご紹介します。今回購入したのは三軒茶屋のpulp vintage (パルプ ヴィンテージ)という古着屋さん。前からこの目の前を通っていて気にはなっていたのですが、ふと入ってみたら商品の数とバリエーションにワクワクするお店でした。正直「もっと早く行っていれば良かった」と思わせてくれました。店員さんがすごく優しくてしっかり製品を説明してくれたのも良かったです。お近くの方はぜひチェックしてみてはどうでしょうか。
pulp vintage (パルプ ヴィンテージ)さんの商品のラインナップは?
pulp vintage (パルプ ヴィンテージ)さんというこちらのお店、商品のラインナップが面白く、ここのえ時代のマルジェラやアメリカ古着、軍ものスポーツメーカーの中古などジャンルレスに商品がそろっていました。
アメリカ古着がメインなのかなぁ〜とは思いましたが、よく見るとブランド系も混ざっていたりな感じのする古着屋さんでした。商品の点数も多い方かと思いますので、商品をみていて飽きませんでした。
イギリス軍のPCS サーマルスモックパーカーは春先と秋の終わりの万能選手
今回ご紹介しました、イギリス軍のPCS サーマルスモックパーカーについての印象は「春先のちょい寒い時」「秋の終わりのちょい寒い時」に重宝するアイテムで、「街でもアウトドア(キャンプなど)」でも着られる万能アウターかな。と思いました。
ハイキングにはどうよ?
ハイキングには「あえて持っていく」という事はしないかなぁと思いました。やはり登山には重すぎる&かさばるかな、と。単体で見た時に機能が多いので「複数のアイテムを組み合わせる」ような登山だと存在感が大きすぎるかなと感じました。
もし「登山メーカー以外で同じようなアイテムを持っていくとしたら?」と言われた場合には以前ご紹介した「ワークマンのブロックフリース」の方が良いかなと思います。
▼過去に紹介した「ワークマンのブロックフリース」
最後に….価格帯と「買いなの?」という点について
最後に、こちらの商品の価格帯ですが、リサーチしたわけではないのであくまで参考ですが楽天だと1,2〜1.8万前後、軍ものショップで1.2万〜1.6万程度、メルカリ、ヤフオク!ですが、探せば数千円代〜1万円程度でありそうでした。
この製品については買いかと聞かれると「普段着やキャンプ着としてなら十分に買い」と言えると思います。今回の記事がみなさんの春先などのアウター選びの参考になれば幸いです!ではでは!
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