ワークマン から出た「ブロックフリース」という「パワーグリッドっぽいフリース素材」を使用した「これ反則だろ」という感想を持ったアイテムを今回は紹介させていただきます。
なんとなく「家から近いから」という理由で行ったワークマンで見かけた商品。その時は購入せずでしたが、偶然同日にワークマンに行っていた知人の方がインスタにあげているのを見て「やっぱ良いかも」と思ってもう一回ワークマンに行って購入した商品。
パワーグリッド…この名前はハイキング好き、登山好き、キャンプ好き、ランニングやトレラン好きな方にとってはおなじみの素材なのではないでしょうか?
ぱっと見、そんな大人気の素材にそっくりな「ブロックフリース」を使用した今回のアイテム。おそらく人気すぎて、この記事を読む人は「もう知ってるよ」と言う人が多いかもしれません。そこはあまりワークマンをチェックしてなかった僕の浅さを笑ってもらって許していただければと思います。マジで。
■目次
ワークマン のブロックフリースシリーズは買い?
いきなり結論を書かせていただくと、このワークマンのブロックフリースについて「買った方がいい?」と聞かれたら、僕は「とりあえず1枚は買っておけ、損をさせないから」と言えるようなアイテムだと思いました。そこまで言える理由について、今回はガッツリと紹介していきたいと思います。今回は久々に衝撃でした。ギャップ以来かな。
ワークマンのブロックフリースシリーズのスペック
まずはスペックについて紹介させていただきます。種類としては2つ出ているようでして、一つは「ブロックフリーストレッキング ハーフジップ」と「ブロックフリーストレッキング クルーネック」というラインナップでした。以下に詳細を紹介していきたいと思います。
価格
価格は衝撃の以下の価格。あまりにも安すぎて2枚購入しても罪悪感がありません….
・ブロックフリーストレッキング ハーフジップ…1280円
・ブロックフリーストレッキング クルーネック…980円
素材
素材は以下、公式ホームページより確認しましたが、「糸に酸化チタンやセラミックを練り込んだ、UVカット生地!!」と公式ホームページにありました。
(本体)ポリエステル94%・ポリウレタン6%
(切り替え部分) ポリエステル88%・綿12%
(ポケット部分) ナイロン86%・ポリウレタン12%
サイズ感も含めて着てみた感想
ワークマンのブロックフリースのサイズ感は普通のメーカーより少し大きめなのかなと感じました。僕は通常XLサイズもしくはLサイズを着るのですが、今回はMからLサイズでよかったかなという感想です。
作りが細かいワークマンのブロックフリース
買って感動したのが「値段からは想像つかない細かい作りをしている」点でした。購入した当初は「値段相応なのかな」と、思いましたが、見れば見るほど作りが細かかったです。
商品名にもある通り「ブロックフリーストレッキングクルーネック」と「トレッキング」と言う文字が入っています。この事からもバリバリ山を意識しているんだなぁと思いました。
さらに作りが細かいと言う点において、少し掘り下げるとワークマンは「さまざまなアウトドアブランドをちゃんと研究したんだな」と言うことが見えて取れました。ここからはそんな「作りの細かさ」について紹介をしていきます。
シルエット
シルエットについてはアウトドアブランドを研究している感じが出ています。裾がラウンドしており一般的なアウトドアブランドとあまり変わらないような作りになっていると感じました。
首元/袖口
首元には当て布が付いており、この値段でしっかりとした補強が入っているのは良い点だと思いました。また袖にも補強が入っているので、こちらも耐久性にはあまり問題ないのかなと感じました。さすがワークマン。
縫製
縫製については、裏返して確認。例えば「ロックミシンの処理がズレている」などの雑なポイントがあまりなく、総じてしっかりとした作りなんだなと感じました。やはり、この辺もワークマンの大量生産の技術力などのおかげなのでしょうか。
サムホール
「これちゃんとアウトドアブランドを研究してるな」と思ったところが、ちゃんとサムホールがついていると点でした。これはちょっとすげーなと感じました。感動。
脇の切り返し
また細かいなと思ったのが、脇の部分の動きが激しくかつ、汗をかくようなところについては素材の切り返しがついており、少し違うストレッチ素材が使われていました。この辺も芸が細かいなと言うふうに感じました。正直ここまで細かく作ってこの値段で、採算取れるのかと不安になりました。
ポケット
見逃せないのが胸についたポケット。こちらは圧着処理がされているようです。ボディとはまた異なる生地で、iPhone などスマートフォンを入れて走りましたが揺れなかったので、かなり使いやすいなと思いました。
良くランニングをするのですが、携帯電話をどうやって持つかという点についてストレスから解放されました。ちなみに使用している電話はiPhone Xs なのでサイズの参考にしていただきましたらと思います。
デイハイクで使用してみて
デイハイクで数時間ほど使ってもみました。基本的には歩きメインで、軽く走ったりするポイントがある程度。12月初旬に行って標高600メーター程度の山で試したのでした。その時はウィンドシャツの下に着用して過ごしたのですが、ウィンドシャツを脱いだら湯気が出るほどあたたかったです。
若干感じたのは生地の厚さです。僕は普段Answer4のパワーグリットフルジップフーディを使用しているのですが、こちらのほうが薄くて軽いような印象です。
ワークマンのブロックフリースの残念なポイント
最後にワークマンのブロックフリースについて残念なポイントをあげたいと思います。それは肩のシルエットです。「なんでこんな形になってるのよ」と言う位ちょっと肩のラインが鋭角にきれ上がっていて、謎なシルエットでした。これはマルジェラクソ野郎が大歓喜ですね。(しねーよ)
各アウトドアブランドもあんまり無視できない(かも)なワークマンのブロックフリース
数日の縦走などで使用してみないとまだ分かりませんが、今回「パタゴニアなどをはじめとするメーカーのフリース系素材のランニングウエアキラーだな」と正直思ったわけです。
僕はワークマンのこういった商品も好きですし、アウトドアメーカーの「元祖●●」と言うような商品も大好きです。正直1泊2日目程度の山行であれば、こちらのアイテムを使用しても良いかなと思いました。
3泊以上の縦走や、山岳レースなどの大会に出る場合はやはり山岳メーカーのアイテムを使ってしまったりするのかなと思うんですが、この辺今後、自分としてもトライ&エラーを繰り返しつつ、開拓の余地があると思いました。
と言う感じで、今回は興奮&食い気味で一気に書いてしまいましたが、ワークマンのこちらのアイテムが皆さんの冬のアイテム選びの参考になれば幸いです。
|
コメントを残す