雲ノ平 へ行ってきたシリーズ3回目です。前回は折立から登り、太郎平小屋をへて薬師峠キャンプ場で一泊。
そこで軽い宴会をしましたが、疲れ果て爆睡をこいてしまったところからスタートです。やっと2日目を書けるところまできました。
1日目:折立→三角点ベンチ→五光岩ベンチ→太郎平小屋→薬師峠キャンプ場(宿泊)
2日目:薬師峠キャンプ場→太郎平小屋→薬師沢小屋→木道末端→雲ノ平山荘←★今回はココ
3日目:雲ノ平山荘→薬師沢小屋→太郎平小屋→五光岩ベンチ→三角点ベンチ→折立
今回のルートは上記のの通りで、2日目は「登りがめっちゃキツイ」という行程で、一体どんな「キツさ」だったのか?その辺りについてを中心にお送りします。
▼前回までの記事はこちらです。
以下からの記録は、あくまで個人で調べて体験した情報になります。実際のハイキングはご自身でも調べていただき、十分に注意して楽しい登山・ハイキングをしていただければと思います。
■目次
午前3時頃から準備開始
薬師峠キャンプ場で爆睡をこいた僕たちは、2日目の日程を午前3時に起床しスタートします。
軽い朝食をそれぞれ取り、荷物をまとめて「いざ出発!」というタイミングでバックパックにトラブルが発生、出発のタイミングで少し焦りました。
山と道のMINI2でトラブル
山と道のMINI2を使用していると、わりと頻繁に発生するのが「胸ベルトのパーツが取れる」というトラブルです。
結構ここのベルトのパーツが取れてしまうと、重心が安定しにくいので、今後のハイキングが結構しんどくなりそうなのです…。
しかし、今パーツを探しても見つかる訳はないのでらバックパックの肩ベルトに無理やり胸ベルトをくくりつけてやり過ごします。
太郎平小屋へ戻り準備
出発してから10分と少しで太郎平小屋へ到着。天候は曇りで雨が少し降る感じ。霧っぽくもあったのでここで身支度を整えます。
最後のトイレを済まして、雲ノ平を目指し本格的に歩き始めます。まず向かうのは薬師沢小屋です。
天気は曇りで視界がなくなるほどでは無かったために、ところどころで写真を撮影するなどしてゆっくりと進みました。
ちなみにこの道ですが、いくつか川渡りなどあり、木道もあり徐々に高度をさげていくなだらかな感じでどことなく尾瀬を思い出しました。
下りに下って薬師沢小屋へ
昨日登った分を薬師沢小屋まで一気に下ります。こちら今回も山と高原地図上のコースタイムより、少し時間を巻きまして、30分位早く薬師沢小屋へ到着しました。
ここで10分ほど休憩をしようとなり、それぞれトイレやタバコなどを済ませます。それにしても川の透明度がハンパなくふと、「黒部の山賊」を思い出しました。
休んでいると、僕らのリュックに興味を持っていただいたハイカーさんにお声掛けいただきました。
おそらく古い「Hyperlite Mountain gear (ハイパーライトマウンテンギア)」と友人の奥さんがら背負っている「MYOGった(手作り)リュック」が珍しかったのかもしれません。
そのような感じのやりとりをしながら、休憩を終えていよいよ雲ノ平まで、また下ってきた分を上がります。
無言になった坂道
薬師沢小屋を立つといきなり(ほんとうにイキナリ)つり橋とハシゴが待ち受けています。コレは結構怖かった…
そして高天原と雲ノ平への分岐に出ました。ここからが「登りがかなりキツイ」と事前に聞いていたポイントです。
山と高原地図上でもこの分岐から、つぎのチェックポイントまで2cm程度しかないのにコースタイムは2時間10分の表記。全員の顔が「これどんだけ登るんだよ」という顔になりました。
スタートしたら想像通りの急登
分岐をスタートしたと同時に雨もそこそこ降ってきました。ですのでゆっくりと岩を確かめながら登ります。
道の印象としては「丸い大小の岩がゴロゴロしている」という感じで、20分に2程度、足を休ませつつケガをしないようなペース配分として、少しずつ登ります。
全員キツすぎてここでの写真はほとんど残っていませんでした...全員が無言で登りながら次のポイント「木道末端」という、おそらく「雲ノ平から続いている木道の終点」を目指して歩きます。
アラスカ庭園に到着お昼
薬師沢分岐をスタートして、ちょうど2時間程度でやっと「アラスカ庭園」へ到着しました。少し霧があり気温も低かったのですが、ここでお昼を食べることにしました。
お昼を食べて少し元気になり、山荘を目指して歩き続けます。ここからは基本的にはフラットな木道が続くので気分的には楽に進むことができました。
そして遠くに建物が見え始め、それが「雲ノ平山荘」であることが分かり全員テンションが上がり思わず声が上がりました。
アルプス庭園(祖母岳)へ
山荘手前で分岐があり、それは「アルプス庭園」への分岐であることが分かりました。雨は上がっていましたが結構な霧。とは言ってもせっかく来たのだから、登って行こうということで登りました。
時おり霧がはれて良い感じに庭園をみることができました。晴れ渡った状態も良いかもしれませんが、霧や雨も幻想的で「なかなか良いな」と思いました。
山荘に到着やっとの思いで到着
アルプス庭園を下り分岐まで戻ります。そして15分程度歩いてやっと雲ノ平山荘へ到着しました。
薬師峠キャンプ場からコースタイムちょうど7時間程度で到着しました。コースタイム的には地図上でもう少し短いのですが、途中お昼をとったり寄り道したりしたので、まあ妥当な時間がかかりました。
実際「そこまで長いコース」という感じではありませんでしたが、やはり薬師沢小屋からの登りに全員がノックダウンしてしまい、ダメージはそこそこありました。
雲ノ平山荘へ到着し、チェックインを済ましました。そしてこの「雲ノ平山荘」今回の旅で思いがけない再開などもあり、今回のハイキングがより深く楽しいものになったのでした。次回は雲ノ平山荘の話を中心を続きます。
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