OMMJAPAN についての記録についてですが、ウルトラギアマーケットへの出店やOMMのフィルムフェスティバル?への参加などでバタバタしていたら年末年始を挟んでしまい、現在。という感じで遅れてしまいました。
もはや、どこに需要があるか分かりませんが「最後まで書き切る」事も重要かと思いますので、自己満足ではありますが書き切りたいと思います。
▼前回まではこちら
■目次
OMMJAPANで順調に獲得したポイント
「取りやすく、得点が高いポイントから取る」という素人が考える戦略を愚直に遂行した結果、時間も半分を消化したタイミングでわりと良い得点をとる事ができました。
稜線が多いゾーンから南下し、樹林帯へ突入。特に失敗したチェックポイントもなく、ガンガン進みます。
バテないように歩き食べる
前回の反省として「調子こいて走ったりしてペースが乱れて終わる」という事がありました。
今回はその反省を生かして、「1時間に一回は意図的に何か食べる」事をおこないました。それに効果があったのかは分かりませんが、割りとバテる事無く過ごす事ができました。
ちなみに僕が用意する行動食は、「登山ショップで売っている高えチューブ状の何か」は少なくて「ドラッグショップで売ってる安い何か」の割合がとても多いです。
唯一登山ショップで購入するのは「Mag-on」で、気持ち足が釣らない気がしています。
周りにつられて走らない
そしてもう一つ気をつけたのが「周りにつられて走る事はしない」という事で、「歩く事」に徹する事にしました。
体力の消耗をなるべく一定にする事で地図の読み方をあやまらないように心がけました。
そして帰り道が分からない
順調にポイントを重ねていく中、僕の中にある一つの疑問が出てきました。それは「これはどうやって帰るんだろう」という事です。
地図上で言うところの南の方向へひたすらポイントを求めて南下していましたが、ゴールはスタート地点に近い方角で「南下したあとに北上」しなくてはなりませんでした。
ただ「今順調に行っているし、バディに話すのも雰囲気壊しそうで申し訳ない」と言うのもありしばらくは話すのを先延ばしにしていました。
が、それも限界、南下し切って、ひととおりポイントも取ると「そろそろどうやって戻るか?」と言う話になってきます。
主要な道路を使っては、多分間に合わない
地図を見ると大きな道があるのが分かりますが、「この道路に出て北上し、ゴールを目指す」のは「時間的に少し厳しそうである」と判断し、「森の中をこのまま北上する」というルートを検討する事にしました。
コンパスを頼りに北上
「森を突っ切ってゴールを目指す」という事になり、行動を開始する前にコンパスを現在地からゴールに向けて合わせます。
そしてスタートし、はじめは若干の踏み跡がありましたが、それもだんだんと消えてきます。
また、「立ち入り禁止のエリア」も近いので注意しながら北上します。
歩いているうちに木々が少なくなり自分の背丈くらい(175cm)くらいのススキの様な草のエリアに突入しました。
そしてだんだんと傾斜もキツくなってきたので、ゆっくりと僕が先頭で進みます。
そして「虫に刺される」というトラブルが発生
傾斜はさらにキツくなり、完全に坂。ただのぼり切った場所が丘?のような形になっていたので「とりあえずそこまで登ろう」となりました。
そして、その坂を僕がのぼり切ろうかというその時、後方を歩いていたバディが
「痛ってぇぇぇ」
とわりと大きな、そして切迫した声をあげました。
何事か?と振り返る僕。すると両手を振り回して虫を払う動作をしていました。
はじめ、声を聞いた時に
「クギでも踏み抜いたか!」と思った僕も「虫?!!?!なのか…?」と一瞬訳がわかりませんでした。
バディに声をかけると「とにかく何かが刺してくる!」という事で、一緒に虫を払いながら、坂を駆け上がります。
持ってて良かったポイズンリムーバー
なんとか坂を上がりきり、まだ虫におびえながらもバディのバックパックからポイズンリムーバーを取り出して、刺されたと思われる箇所の毒を吸い上げました。
何箇所か刺されていましたので、また虫に刺されないうちに素早く毒を吸い上げます。こんな季節(11月)に虫なんかいるのか?と思いましたが実際にはいるようで、「持ってて良かったポイズンリムーバー」という感じとなりました。
虫から逃げてなんとかゴールへ。
そして、虫にバディはやられつつも、なんとか逃げ、道のない樹林帯も抜けきる事ができ、なんとか無事にゴール出来そうな、めどがたちました。
しかしゴールまでの制限時間が残り少ない状況にもなってきていたので、なるべく早くの到着を目指しました。
なんとか1日目が終了
ゴール手前、最後に長い坂があり
「死ぬ、死ぬ、無理、あ゛あ゛あ゛」とかなりヤバい独り言をぶつぶつ言いながら、上り切りました。マジで死んだ。
そして、結局時間をめいいっぱい使い切り何とか1日目ゴール。タイムは5:50:11で17位でした。
救護室へ行くも治療はできない
そしてバディ、救護室に行くも、「治療をしたら失格なんで」と告げられ、あまりにも症状がひどくなったら、あらためて救護を受ける、という事になり、レースは続行する事に。
痛みに耐えつつ宴会を開始
そして、バディが痛みに耐えつつも、一緒に参加したメンバーと宴会を開始。
前回は「うるさくて全く寝られなかった」のですが、今回はそんな事もなく、無事寝る事ができました。場所って重要ですね。
▼前回のOMMはこちら
寒さはいつぞやの八ヶ岳の方がつらかった感じで、まだ耐えられる気がしました。
そして、ゆっくりと寒く、夜がふけるに従って眠みが襲ってきて2人とも寝てしまいました。最後、2日目に続きます。
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