仙丈ケ岳 と甲斐駒ケ岳に紅葉を見に行ってきた…前回は潜水峠に到着し、今から駒津峰を目指す。というところで終わりまして、いよいよ甲斐駒ケ岳を目指して本格的な登りです。
昭文社の登山地図ではコースタイムが1:30の表示。仙水峠は標高2264mで、甲斐駒ケ岳の三角点が2967mなので約700m程度の登り。結構きつそうですが、時間的にもあまりゆっくりしているわけにいかないの、でさっさと出発します。
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仙水峠〜駒津峰のつらみのある登り
仙水峠では結構休憩をしている人も多かったのですが、僕らはあまりノンビリしていると日暮れなどで怖い思いをしてしまうかもしれないという恐れから、ほぼ休まないで出発しました。
仙水峠からは登りも急になり、岩場も結構増えてきました。あっという間に高度があがってしまい、だんだんと寒くなってもきました。
ふと振り返ると遠くに見える緑と黄色、そして赤など山々に紅葉の木々のコントラストがとても奇麗でした。これだけでも来て良かったなという感じです。
かなり坂が急になり「一緒に登っている友人と一言、二言をしゃべっている間に10m程度上がってしまう」という状況。本当に結構キツい。という状況だったので少しずつ立ち止まりつつ前に進みました。
そして出発して1時間程度たった位で駒津峰に到着。ガスが強すぎて全く周りが見えません。なので軽く行動食を食べて移動することに。この時ですでに13:40。
ここから甲斐駒ケ岳までは往復2時間はかかりそうですし、ガスも強いので甲斐駒ケ岳を登るのはアッサリとパスして下山することを選択しました。
駒津峰〜双児山〜北沢峠をサクサク進む
駒津峰から双児山(ふたごやま)を目指して歩き始めますが、とにかくガスが強く前があまり見えません。基本的には穏やかな稜線歩きという感じなので、視界に注意しながらサクサク進みます。
高度を下げるにつれてガスも晴れて来ます。駒津峰を出て40分ほどで双児山へ到着。人が多すぎたのでスルーして北沢峠を目指します。
双児山を越えてしばらく歩くと稜線歩きも終わり、森が深くなって来ます。途中何本か台風で折れてしまったであろう木に驚きながらも慎重に進みました。
そして15:30北沢峠へ到着し、長衛小屋のテン場を目指しました。
長衛小屋のテント場で一泊
長衛小屋のテント場に戻ると16:00頃でだんだんと日も落ちて来ました。着替えを行って夕食の準備を行います。
僕は定番のウルトラランチ。一緒にいった友人が「中村屋のラーメン」というマルタイの棒ラーメンなどに匹敵しそうなUL飯を持参していて、これがとてもうまかったです。今後の定番になってしまいそうでした。
夜中の2:30に出発して 仙丈ケ岳 を目指す
そして、翌日。「朝日を仙丈ヶ岳で見たい!」ということで夜中の3時から行動することに。なので2:30に起きようと18:00には就寝しました。そんなに寒くもなく、爆睡した僕はきっかり2:30に目が覚めて準備を行いました。
過去、夜道で遭難しかけた思い出があるので、ヘッデンはPETZl nao+を使用しています。周りからは「眩しすぎ」と嫌がられますが、コケるより全然マシです。750ルーメンはやはり安心です。てか100ルーメン以下で歩いている人マジですごすぎると思う。
そんな感じでソロソロと起きて準備を終えて仙丈ヶ岳へ出発しました。次回は夜道から続きます。
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