VERTERE(バテレ)と登山と、たき火と温泉で極楽

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VERTERE (バテレ)に行ってビールを飲むために登山をして、ついでにキャンプで「たき火して温泉まで入ってしまおう」という登山コースを昨年開発(?)をしたのですが、このように奥多摩で「登山してキャンプして翌朝に帰る」というプランが大好きになってしまいまして、今年も登山始めとして行ってきました。「登山についての記事を全く書いて無いし、たまには書いてみるか」と、ふとその帰り道に思ったので、今回記事にしてみました。

「北アルプスの縦走」「ロングトレイルハイキング」的なのも良いんですが「エクストリーム出社も可能」な今回のようなコースもハイキングのカタチとしてはもしかしてアリかもしれません。春の登山の参考になりましたら幸いです!ではどうぞ!

VERTERE (バテレ)に行きたい!な登山の大まかなプラン

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まずは、今回の登山についての大まかなコースについて紹介します。奥多摩へは都内から「青梅線」というJRの列車で向かいます。終点が「奥多摩」駅なのですが、今回はその手前「御嶽駅」という駅で下車し、奥多摩まで山を超えて下山。そのままキャンプ場でテントを張ってVERTERE(バテレ)へ行ってビールを飲んだり買ったりします。そしてさらに温泉へ行きキャンプ場に戻って、たき火をしたりして過ごす、というコースです。

コースについて以下の通りです。

コースの詳細
御嶽駅→ケーブル下→御嶽山→大岳山→鋸山→愛宕神社(下山)→氷川キャンプ場

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2021年6月30日

そもそもVERTERE(バテレ)とは

タイトルにもあるVERTERE(バテレ)ですが、「そもそも何?」という話をしておりませんでした。バテレとは奥多摩を拠点に活動しているクラフトビールのブルワリーさんで、ボトルショップとカフェが奥多摩駅のほぼ目の前で運営されています。僕はクラフトビールが好きなので、登山と絡めて行動できるのはかなり魅力的です。

エクストリーム出社も可能

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このコースの特徴としてエクストリーム出社も可能」という点が挙げられます。実は先日、このコースで一緒に登山をした友人も「翌日仕事がある」と言うことで朝イチの始発で帰宅して仕事に向かいました。

例えば土日を使ってこのコースを行うと「土曜日早朝から登山」→「土曜日の夜はキャンプ」→「日曜日の朝一帰宅」みたいなことができてしまうので、日程的にもかなり楽なコースになるのかなと思います。

テント泊初心者にも向いてるかも

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このコースの特徴は「いきなり山のテン泊でデビューするのは怖いかも…」というテントを購入したばかりのハイキング初心者の方にオススメかもしれません。このコースで宿泊するのは山の中のテン場ではなくてキャンプ場。何かトラブルがあればキャンプ場の売店や、なんならコンビニ、商店などを利用できる安心感があります。

なんにもない山のテン場でテントデビューするよりもキャンプ場で練習できてしまいます。

テントの重さを体験するのにも良いコース

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また「テントを背負って歩く」という経験もこのコースで比較的安全に行うことができます。例えば一泊2日のテン泊「登って一泊〜下山」という間にずっとテント類を背負ってますが、このコースだと1日目しか背負わないので「テントの重さが不安」という方にもはじめの一歩としてオススメかな、と感じました。

登山始めの道具チェックワンツーにも!

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そして「しばらくテン泊してない!けど今年は登る!」という方にもオススメなコースかもしれないと思いました。久しぶりにテン泊すると僕の場合は「だいたいなんか忘れる」という事がとても多いので、道具チェックをする…という点でも良いのかな、と思いました。

実際に奥多摩登山に行ってみたよ!

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ここからは「実際に行ってきた!」という感じでコースの全体の流れについて簡単に書いて行きたいと思います。

JRで御岳駅まで

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御嶽駅までは都内からですと中央線で立川乗り換えで青梅線に乗り継いで向かいます。「ホリデー快速おくたま」という列車に乗れると乗り換えが無くスムーズに行けました。僕は新宿に集合して行く事が多いのですが、そこからですと2時間位で到着します。早朝に出発しますので、まぁ電車の中では爆睡してたらオッケーかと思います。

御岳駅からバスで向かう「ロープウェイ下」

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御岳駅に到着しますと御嶽山までのロープウェイ乗り場に向かいます。歩いて行くと30分程度。最後にめっちゃ辛い坂が待ち構えているので、駅から出ているバスがオススメです。バス乗り場は駅を出て左に入ったところにありますが、詳しくはこちらを参照してもらえると詳しいかと思います。

ちなみにロープウェイ下まで歩いていけなくはないかと思いますが、バスを待ったほうが結果的に楽かと思います。一度「バスまであと20分以上待つわ、なら歩いてしまえ!」と思いましたが、あっさりと休日の臨時バスに追い抜かれた記憶があります。

御岳登山鉄道ロープウェイ

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バスは「ケーブル下」というバス停でとまり、ここからロープウェイでまで向かいます。交通系のICも使用できたので、スムーズに乗ることができました。僕はロープウェイなど「使えるものは使う」派なので何も考えずに乗りました。これを乗らない場合、かなりキツめのコースになりそうです….

武藏御嶽神社まで

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ロープウェイが到着すると駅の前は売店がならぶ観光地のような感じで、ここから大岳山を目指して歩くのですが、初めは「神社の境内を歩く」というような感じで進みます。実際に武藏御嶽神社は旅館や民宿などが立ち並び、登山道へも神社の中に一回入り、脇道から登山道に入ります。

大岳山でお昼

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途中、鎖場など何カ所か抜けて初めの「観光地かな?」というような道から「普通の登山道」を進んで行きます。途中、このルートの名所「ロックガーデン」という場所があるのですがそこには目もくれずにひたすら大岳山を目指します。

御嶽神社から約2時間程度で大岳山へ到着。今回はここでお昼にします。30分程度休憩し、下山方向の鋸山を目指します。

鋸山を経由して下山

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大岳山から一時間程度で鋸山へ到着します。この帰りの大岳山から鋸山〜下山ルートの特徴として「ちょっと岩がゴツゴツしている」というのがあるかと思います。岩場が苦手な方、ちょっと雨降ったなと言う時は岩場での滑りに気をつけたほうが良いかもしれません。

愛宕神社の鬼階段を経て下山

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鋸山から一時間近く歩いて、最終地点の愛宕神社へ到着。ここの下山時に注意なのですが、めちゃくちゃ急で長い階段があります。こちらを下るのですがこれがマジで怖いです。また愛宕神社自体も結構、崩落カ所がありまして立ち入り禁止のようなところが何カ所かありました。みなさん注意していただければと思いました。

ゴール目の前の氷川キャンプ場

そしてこのコースの良いところなのですが「下山すると即キャンプ場が目の前にある」ということ。降りて即キャンプ場へチェックインできます。ここで注意なのですが、こちらの「氷川キャンプ場」は最近人気なのかなかなか予約が取れませんので、結構前に予約をしておいたほうが良いかと思います。

また河原にテントを張るので、通常のペグにプラスして石で張れるように準備もしておけば安心です。注意すべきはその程度で、たき火の直火もOK、ゴミも捨てていけるすごーく良い感じのキャンプ場になっています。

テントを張ってVERTERE(バテレ)へ

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テントを張ったらそのままバテレへ。バテレはカフェとボトルショップに分かれているのですが、どちらも駅から目の前の好立地の近くに建っているののでアクセスはしやすいかと思います。注意点としては営業日が限られていることが多いと言うこと。これを書いている2022年3月現在、カフェ、ボトルショップは基本土日しかやっていないようでしたが「平日に行って飲めない!買えない!」と言うことがありませんように、行く前に調べて行ったほうが良いかもしれません。

バテレのアルコールを温泉で出す

そして奥多摩の温泉といえば「もえぎの湯」ここはかなり混むので混み具合を確認しながら行ったほうが良いかと思います。そしてこちらも月曜日定休(月曜日が祝日の場合は翌日)なので注意が必要です。普通に洗い場は行列ですが、お風呂自体は大きいですしザック置き場もあるので、この辺はさすが奥多摩と言う感じで良いお風呂です。

また「氷川郷麻葉の湯 三河屋旅館」や「玉翠荘」と言った日帰り温泉もあるので、こちらもチェックしてみては良いかもしれません。が、こちらも「今日はお客さん来ないから閉めたわ」みたいなこともあるので、注意が必要です。

帰りにお酒や食料を買ってキャンプ場へ

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そしてお風呂から上がったら、コンビニで買い出しをしてキャンプ場へGO。たき火をしながらゆっくりとひたすら、VERTERE(バテレ)で買ったビールを飲むもよし、みんなでご飯をわいわい食べるのも良いかと思います。こんな感じでひたすら焚き火と酒で夜がふけていきます……

奥多摩は組み合わせ次第で楽しい!

と言うことで、奥多摩のハイキング+キャンプについて今回は紹介してまいりました。奥多摩には「しっかり登山」「ゆるくハイキング」「キャンプ」「トレラン」「温泉」「ビール」と好きなものを自由に組み合わせられる魅力があるな、と思いました。「なんかちょっとハイキングしたいな〜」「テントを試してみたい!」「ビール飲みたい」のようなさまざまなニーズに対応してくれるかと思います。みなさまも奥多摩で自分なりのコースを発見してみてはどうでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark