燕岳〜大天井岳登山、北アルプスの表銀座を少し歩く_1

燕岳 〜 大天井岳登山

スポンサーリンク




本ページ内に一部アフィリエイト広告を利用しています。記事そのものはタイアップ等ではありません。

燕岳 〜大天井岳登山、北アルプスは表銀座を縦走(一部)してみたという話を、今回はお送りしたいと思います。

夏なので「北アルプスへ行ってみるか」と普段から一緒に登山へ行く仲間4名と話しており、候補と挙げていたのが三俣蓮華岳。

広い稜線、(というか丘とか台地といった感じ)のその山は、一度一人で行ってみた事があるのですが、すごく良かったので、今回、仲間とも行こうという話になりました。

いきなり予定を変えて燕岳

燕岳 〜 大天井岳登山

三俣蓮華岳に行くべく登山届なども提出が終わった前日に、一緒に行くはずだったメンバーから「風邪にかかってしまった」と残念な連絡が。

その結果、今回のタイトルの通り「燕岳と大天井岳に行ってみた」という、三俣蓮華岳は見送りとし、燕岳から大天井岳に向かう、いわゆる「表銀座縦走コース」を選択する事になったのでした。

表銀座を歩いてみたかった

実はこちらのコースは今回の登山候補に入っておりました。

そこで、なぜこちらのコースを選択したかと言うと、今回残ったメンバーが僕ともう一名で、その彼は「年一、二回登山をする程度」という状況でした。そのため

・燕岳までは道が整備されていて歩きやすい
・山小屋がそこそこあるので、最悪は泊まれる

という「昔に自分が登ってみた経験があり」「比較的、登るのが楽だったという印象のある」燕岳から大天井岳を向かうコースを選択したのでした。

燕岳 〜 大天井岳登山

途中の合戦小屋

そしてさ今回このコースを選択した最大の理由が「僕が単純に表銀座を縦走してみたかった」からです。過去に途中までは行ったことがあったのですが、時間の関係で撤退。そのリベンジまでとは行きませんが、ようやく長く歩けることになったのでした。

山の日に激込みの長房温泉

燕岳 〜 大天井岳登山

今回は山と道のMINI2でいきます

当日は朝4時台に東京を出て、渋滞にも巻き込まれず快調に燕岳の登山口、中房温泉に到着しました。

到着すると、山の日の前という事もあって、駐車場はパンパンでした。今回なんとか車を停める事ができました。

後から山小屋の方に聞いたのですが、ハイシーズンは「10時前には燕山荘のテン場は埋まってしまう。」との事で、駐車場が埋まるのも納得なのでした。

いよいよ登山開始

燕岳 〜 大天井岳登山

中房温泉を9:40分頃に出発します。過去にもこのコースは登った事あるのですが、個人的には整備してあって登りやすいと感じました。

燕岳は、本当に登りやすい

燕岳 〜 大天井岳登山

燕岳を登る途中にある「第1ベンチ」など、かなりいくつも配置された休憩ポイントや、スイカが名物の「合戦小屋」など、あまり何も考えなくてもスイスイ登る事ができました。

メンバーの体調を見つつ登山

燕岳 〜 大天井岳登山

と、スイスイのぼっていましたが、「富士見ベンチ」をこえた辺りで、一緒に登っていた友人の足がつってしまいました。

それも無理なく、半年は超えたぶりくらいの登山、やはり普段から10キロ以上背負って何メートルも登る。という行為は身体に負担がかかったようです。途中でストレッチを入れながら、ゆっくり登ります。

合戦小屋ですいかを食べる

燕岳 〜 大天井岳登山 燕岳 〜 大天井岳登山
燕岳 〜 大天井岳登山

運ばれるすいか

そんなこんなで、やっと合戦小屋まで到着。休憩ということで、合戦小屋名物のスイカをいただきました。同じ水分でも、果物から摂取すると気分もだいぶ違います。

衝撃であった 燕岳 の天場クローズ

燕岳 〜 大天井岳登山

わかりにくいですが、立てかけられた看板に「燕岳のテン場終了のお知らせ」がかかれていました。

そしてスイカも食べ終えたあたりで、小屋の方が衝撃的な立て看板を出してきました。

その内容は「燕岳のテン場は満杯となりました」と言うもの。いきなり慌てます。この時13:30を回っており、選択肢は限られています。

(1)燕山荘で一泊
(2)大天井岳まで行ってテン泊
(3)合戦小屋のテン場で一泊

(1)は泊まれるけど多分、すごく混んでて、辛いだけな予想でなんとも微妙。

(2)は友人の足が持たないのと、到着しても恐らくテン場はほとんどない可能性が。

という事で少し燕山荘まで行こうかと歩きましたが、引き返して(3)の合戦小屋のテン場で一泊をする事にしました。

結果この判断がうまく行って次の日も何とか登山を続ける事ができました。

燕岳 〜 大天井岳登山

なんというか天気も怪しかった

こう行った判断って、1人ならばある意味は簡単なのですが、何人かでの登山においては、結構重要で難しいと感じました。続きます。

▼こちらの記事もよく読まれています

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark