Sandal book という PLATFORMさんの「名品」と言いますか…「現時点で今年いちばんオリジナルを感じた」アイテムについて、今回は紹介していければと思います。
すでに界隈では有名なコチラのアイテムなのですが、僕も発表されて早い段階で購入して、しばらく使ってみてました。
結論としては「めちゃ良い」って感じのアイテムで「ルナサンダルを履いている全人類にオススメ」なアイテムなのかと思いました。
と言う事で今回は Sandal book(ネーミングもステキですよね)についてご紹介します。
■目次
オリジナルって何?と考えさせられた。
突然なんですが、こう言ったメーカーさんのアイテムって毎年いろいろな所から発表されていて、その中で「こんなアイテムをみた事がない!」と感じるアイテムは「年に何回も見られるものではない」と思っています。
やはりウルトラライト界隈で「発想したタイミング」と「形にしたタイミング」がバッティングしてしまえば、似てしまうアイテムもあるわけで、でも今回の「Sandal book」には全くそれがありませんでした。愛と尊敬のオリジナル。
個人的に「オリジナルかどうか?」を判断するポイントは「ネット検索に似たものが出るか?」なのですが、今回のアイテムにはそれもありませんでした。そーいったアイテムって「見たことがない!」と反応して即買ってしまいますよね!
Sandal book を見つけたキッカケ
Sandal book を見つけたキッカケなのですが、コレは確か「車での移動中に奥さんが Instagramの投稿にて発見」だったような気がします。
その投稿の時はまだ「試作です!」という感じでデザイナーさんが「個人的に使う前提で紹介する」と言うような投稿でした。
しかし「オリジナリティとモノとしての美しさ」に衝撃を受けた僕は、思わず「ほしいっす」と連絡(DM)してしまったのでした。
発売するも…俺のサイズが…
そしてとうとう「Sandal book」の受注発売が「俺のようにDMを送りつけるヤツが多かった」からなのかは分かりませんが、開始されました。
が「足も太ければサイズもデカい」という僕は28.5cmの足のサイズ。今回販売分には適応するサイズ展開がされておりませんで残念ながら「デカめのサイズがリリースされる」を待つ事に。
待望のマイサイズ「3」が発売
そしてあまり待つことがなくサイズ「3」の販売がされました。
と言う事で速攻でクリック…となりそうなのですが受注販売なので落ち着いて紳士的にクリックしたのでした。ジェントル。
ちなみにお値段を書くのを忘れていましたが7480円税込です。
※現在も販売については受注販売のカタチでPLATFORMさんのホームページで行われています。
Sandal book が到着。さっそく触ってみる。
注文後2〜3週間してSandal bookが到着。「そりゃそうよね」とは思ったのですが、めちゃくちゃ薄い箱に入って到着しました。そして軽い。
思ってた通りな部分
届いて思ったのは、他のPLATFORMさんの製品もそうなのですが「丁寧に作られてるなぁ」と言う事。
当たり前なんですがメインのボディは1.43ozのDCFが使われているので、めちゃくちゃ軽いです。
この製品の内側がメッシュ素材でDCFに異素材が組み合わさる感じになっており、こう言う時にわりと「荒っぽい仕上がり」な感じになってしまいがちかと思うのですが、丁寧にまとめられている印象を持ちました。
Sandal bookを使ってみて
では次に使ってみての感想なんですが、これは我らがMOUNTAIN FUCKERSのスズメさんの投稿をチェックしてみてください。
製品の魅力が全てが詰まってる!「ノーベールソーイング賞」ってのは俺には出せなかった!要チェック↓
確かに「使っていて気持ちが良い」と思った
「スズメさんの投稿を見ろ!」これだけだと記事として乱暴ですので、ちゃんと僕の感想も書きたいと思います。
使ってみての感想はズバリ「思った以上に気持ちがいいぞ!」と言う事でした。
PLATFORMさんの説明にもあるのですが、ルナサンダルなどをハイキングや旅行で運ぶ時に、白いビニール袋にぶっ込んで運んだりします。
個人的に「白いビニール袋」ってマジでこの世でわりと最高峰な「ULなアイテム」だと思っているのですが(いつか記事を書いてみたい)そんな「白いビニール袋」にサンダルを入れても、それはそれで全然良いと思っています。
ただ白いビニール袋だとちょいゴワついてしまったり、サンダルがぬれていたりすると湿気が広がって「ちょっと汚い気がする」という気持ちになり、それが軽いストレスになってしまう事もありました。
また「ザックに入れた時に単純に見た目が悪い」と言う点などもあったり…このアイテムはそんな「ちょっと気になる部分」についてをかなり解消してくれたのでした。
「引っ張れる」のが楽に感じる
見た目の美しさだけではなく、機能もしっかりしています。
というかこのアイテムはそもそも「自分がちょっと不便に感じて作った」というリアルな気持ちが存分に反映されていて、かなりに機能的なのです。
そう思う点の一つ目が「引っ張る時のループが付いている」と言う部分です。
このアイテム、例えばリュックの外袋(MINI2とかだと外のメッシュの所)に「縦型にぶっ込む」かと思うのですが、その時に引っ張って出しやすく上部にループがついています。地味に便利。
あと内側のメッシュ下部にもしまう時に引っ張る取手みたいなものが付いていてコレも便利。
スズメさんも絶賛の汎用性
あとこれも「考えられてるなー」と言う点なのですが「あえて止水ジップとかで閉じようとしていない」と言う事です。
サンダルをしまう時、Sandal bookに入れた後に閉じたら2本のゴムループでパチンと閉じる仕様になっています。
これは普通のシューズケースとかだとジップなのは当たり前。「アウトドア系のシューズケースっぽいアイテムだと止水ジップになりそう」なのですがSandal bookではそうではありません。
割り切って得られるメリット
このようにする事で、ここは想像なのですが、二つのメリットが生まれたのかと思います。
そのひとつが、スズメさんの動画でも「いろいろサンダルを入れる事を試す」という場面があるように、このアイテムの「汎用性」です。
ゴムで閉じる仕様にする事で「あそび」が出来るので、入れられるサンダルの幅が広がるんじゃないかな?と思います。
またもう一つが「コスト」になってくるのかなぁと思います。
これをジップにしたら「マジで縫うのめんどくさそう」とも思いますしジップそのもののコストもかかりそうですよね。
なのでこの辺もお値段が抑えられているポイントでこの製品の特徴になったのかなぁと思いました。
泥とか濡れたらちょっと奇麗にして拭いた方がいいかも
上記のように「完全に密閉出来るわけではない」というところからSandal bookに入れてザックに入れる前には、軽く水分や泥などの汚れを落とした方が良いかもしれませんね。
長期縦走や日帰りどちらにも力を発揮
ではこのSandal bookはどんなシーンで使う?と言うハナシなんですけども「そりゃまぁサンダルを運びたい時だよね?バカなの?」とか言われそうではあるんですが、僕なりに使ってみた感想などを書いておきたいと思います。
日帰りや旅行の場合「公共交通機関」
まず日帰りのハイキングや旅行などで「公共交通機関」を使用する際には、特に奥多摩とかのバスに乗ったりするとかなり他のお客様と密着します。
そんな時に外ポケットにサンダルを裸でザクッと入れてるとそれはそれで気が引ける…という感じになりがちです。そんな気まずさからもコチラのアイテムは解放してくれます。
長期縦走の場合「ルナサンも履きたい場面」
あと少し長めのトレイルを歩いている時、どうしても「サンダルを履きたいなぁ」という場面があると思います。
そんな時のためにSandal bookにしまってスマートに運べると気持ちがいいのではないでしょうか?どうしても白いビニール袋だとガサつく事があるかと思うんですよね。
そのストレスから解放されるのかな?と思いました。
パランテの底に入れたら良いかも
あとめっちゃふと思ったのは「パランテの底にある伸びるポケットに入れたら良いかも」という事でした。
前回の投稿で「パランテの底の袋あんまり使わないんだよねー」とか書いたんですが、Sandal bookとサンダルの組み合わせならばなんか良い気がしています。
Sandal book は買い?
買う前は「うーん別に無理に買わなくても…」とか思っていたんですけども…買ったら買ったでもう手放せないっすね…
ですので「ルナサンダルめっちゃ使う」「ワラーチ好き」の皆さんには是非ともオススメです!今回はPLATFORMさんの「Sandal book」という商品をご紹介させていただきました!
今回の記事が皆さんのギア選びの参考になれば嬉しいです!
|
コメントを残す