ifyouhave のPound Cupについて今さらながら書いてみた….というタイトルの通り「もう世の中の登山ブロガーが破滅的に書いている鬼ウルトラ定番商品」について僕なりに今回は改めて書いてみたいなぁ。
とふと思いまして、一気に撮影、記事を書いてお送りすることになりました。今回、書いてみるきっかけというか、理由が、この数年クッカー類をいくつか使用しているなかで、最近、定着してきたのがこの「ifyouhave」の「Pound Cup」だったからです。
あまり意識的に使う、と言うよりは「山に行くたびに自然に手に取ってしまう」という事になり「なぜこんなにもつい使ってしまうのか?」について気になって僕なりに思ったことについて、いろいろと書いて行きたいなと思います。
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■目次
ifyouhave の Pound Cup のスペック
まずはこちらの製品のスペックについては以下の通りです。※以下はホームページより。
容量 : 453ml(1 lb.)
内容物 : カップ チタン/46g、 ハンドル チタン/6g、フタ アノダイズドアルミニウム,シリコン(取手)/16g
まず、チタン製で合計68グラム。というのは、個人的には「軽くて使いやすいなぁ」という感想を持ちました。
アルコールストーブ、固形燃料(以下コケネン)、ガスバーナーなどさまざまな火器を使用しましたが、あえて使いやすさを語るならば「ガス」「アルコールストーブ」かなぁという感じでした。
コケネンはけっこうススがついてしまい、あまり、うまく落とすことが出来なかったので、その辺が「他の燃料よりやや劣るかも?」という感想としました。
※でもまぁ「コケネンはどんなものでもススが付きますよね」って事で、なんでも使えるかなぁと言う感じではあります。
ifyouhaveのずっと使ってしまう魔法のサイズ感
オフィシャルページなどを見ると、実際に入れてお湯を入れて沸かせる量が1ポンド=453mlという量から「Pound Cup」という名前となっているのだそうです。
この名の通りに、まず手に取って持った感想が「サイズ感が秀逸」だな。ということでした。
購入後に即「サッポロ一番のみそラーメン」を作ってみましたが「ほぼジャスト」という感じのサイズ感でした。(ただ、袋麺はそのままブチち込めず、いくつかに折ったりする必要はありました。)
また、チタン製で「取っ手が分離するタイプ」なのでスタッキングしやすく「料理が作りやすく、収納した時のおさまりが良い」という商品であると強く思いました。
(一方で「取っ手をなくしてしまうと死亡」という恐れもありますので、この辺りは注意が必要かな?とも思いました。)
取っ手(ハンドル)の安心感
ハンドルはカップに「下から刺す設計」となっており、これが「わりと重い料理(ほぼラーメン)」を作っても、とても安定しており、ココもすごいオススメなポイントだな。と思いました。
取っ手が安定していない(もしくはそもそも取っ手がついていない場合)お湯を沸かした後他のカップに沸かしたお湯を注ぐとき「テン場(しかも岩場)でお湯をブチまけて、地獄」「朝のコーヒータイムでテントの中でお湯をブチまけて、地獄」みたいなことが、結構おきてしまいます。
しかし、この「取っ手の安定性」からそう言った惨劇わわ回避できまして、「たった6グクラムのハンドル」がめちゃめちゃ重要なポイントでであるな、と感じたのでした。
フタについたシリコンの「取っ手」がシンプルだけど深い
この取っ手ですが、「シンプルだけど、奥が深い」と思う作りになっています。
まず「シリコン製」である、という点から「お湯が沸いてもこの部分が熱くならず、つまんでフタを取れる」事ができます。
そして「奥深いなぁ」と思ったのが取っ手そのものが蒸気口になっているという点、こういった形で「つまみと蒸気口」の二つの役割を一つのカ所で兼ねているというのが、個人的に強く「UL的だなぁ」と思いました。
スタッフサック
スタッフサックについても、こちらの商品は外せないポイントとなっているとおもいます。
まず、立体的な裁断となっているこのスタッフサック、使用しているうちに気付いたのですが、他の食器と一緒にスタッキングできました。
どのくらいまとめられるかと言うと「食器、コップ、ガス、ライターも一緒に詰めてスタッフサックでまとめられる」という感じです。なので、ぶっちゃけソロハイクであれば「Pound Cup」にガス缶以外全てをぶち込んで持っていけば終了。って感じです。
ULTRA LUNCH( ウルトラランチ )との相性
この「食器を一緒にスタッキングできる」、ここで一番書きたいのが ULTRA LUNCH( ウルトラランチ ) さんでプッシュされている、ジップロックスクリューロックコンテナの473mlサイズがこのifyouhaveのPound Cupにジャストフィット(?)することが分かったということです。(しかもThe PODという保温コジー込み)
以来「ifyouhaveのPound Cup+ロックスクリューロックコンテナ+JIN CUP UL+ガス」というセットが定番となりまして、不動になりつつある気がします。
自分に合うクッカーセットは見つけるまでも楽しい
この「少しだけはみ出たシンデレラフィット」を得るまで、いろいろと試行錯誤しました。
しかし、「ハイキングにおけるクッカー選び」って逆に「試行錯誤が試せる道具でもあるのかなぁ。」ともおもいますので、皆さんもいろいろとアイテムを試してみて、自分なりの「クッカーセット」を見つけてみてはいかがでしょうか?
最後に、ifyouhaveのPound Cupについてホームページをみたら、このカップ、リリースされたのが2015年と今から5年前であったという事で軽く、いや、わりと、時の流れに戦慄してしまった僕がおりました。時の流れは早いっすね。
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