雲ノ平 …それは登山を始めて、「黒部の山賊」を読んでからずっと憧れていた場所です。
中でも「雲ノ平山荘」に行ってみたくて、ずっとモヤモヤしていましたが、今回、行く事に成功しました。
その内容は、二泊三日で折立から雲ノ平までゆき、ピストンで帰ってくる。という行程なのですが、天候の不安定さもあって、逆に非常に楽しめた山行となりました。
そして、雲ノ平山荘では偶然の再会などもあり、濃い二泊三日となったのでした。すでにに何回も行っている方、まだ行った事がないという方にも参考になれば幸いです。今回から数回に分けてお送りしたいと思います。ではどうぞ!
以下からの記録は、あくまで個人で調べて体験した情報になります。実際のハイキングはご自身でも調べていただき、十分に注意して楽しい登山・ハイキングをしていただければと思います。
■目次
台風が発生して行ける山がギリギリまで決まらない
9月の三連休の二週目を利用して、今回ハイキングを計画していました。
1週間前の「mountain-forecast.com」天気は晴れ予報。全く問題はなさそうでしたが、日が進むにつれ、みるみる天気予報は悪くなっていきました。
しかも最悪な事に台風も発生しまして、毎日天気予報をめっちゃチェックする。みたいな状態。友達とも「今回は厳しいかもね」とう言うようなムードが漂ってきました。
何とか天気は持ちそう?
そしていよいよ出発2日前、最終的な僕たちの判断としては以下通り覚悟を決めて後は天に祈るだけ。としました。
・なので準備だけはしておく
・前日の天気予報で行く場所を確定
すると、覚悟が天に通じたのか、二泊三日の山行予定の中で、
・2日目…ほぼ雨(1mくらい)
・3日目…朝から昼まで曇りそこから雨
というような天気予報となりました。「コレは行けるかも」という事で当初の予定通り、雲ノ平を目指してハイキングする事に決定しました。
夜から出発して早朝に到着
登山当日の夜中(日付が変わったタイミング)に集合。折立を目指して出発しました。
三連休でしたが関越道はスカスカで予定通り早朝には富山県に入ることができました。
立山サンダーバードへ立ち寄ってみる
登山に入りら折立に向かう途中、「そうだ!サンダーバードに寄って行こう」と思い出し、富山県が誇るコンビニエンスストア?商店?である「立山サンダーバード」へよって見ることにしました。
こちらの感想はまとめたら結構な文字数となりましたので、別で記事にいたしました。良ければそちらもご覧ください。
▼記事はコチラ
折立登山口から準備して出発
立山サンダーバードで追加の(?)行動食を購入した僕たちは折立を目指して車を走らせます。
前回、燕岳〜大天井岳へ行きましたが、そちらよりは道路が整備されている印象でした。とは言え工事区間もありましたので用心しながら向かいます。
立山サンダーバードから途中、有料道路を挟みながら1時間しない程度車で走ったのち、折立へ到着。車の中で寝ているメンバーを起こしつつ準備を進めました。
折立の駐車場〜登山口について
折立の駐車場ですが事前に調べた感じですと、以下のようなキャパや条件となっているようです。実際にいった感想も含めながら記していきたいともいます。
・トイレ:水洗トイレと登山口にそれぞれ2ヶ所あり
・自動販売機:登山口にあり
・折立登山口にキャンプ場有りで、水場があります。
・アクセス;有峰林道(1,900円/乗用車/林道に入る時のみを支払い)を通りアクセス。
有峰林道の利用時間(走行が可能な時間)は午前6時~午後8時となっているようなので、その点注意が必要かと思います。折立の登山口ですが、僕はSIMフリーのDMMモバイル(docomo回線)を利用していましたが、駐車場周辺ぐらいまでは電波が通っていました。
折立ヒュッテ(無料休憩所)で最後の準備
折立の登山口には「折立ヒュッテ」と山と高原地図上で書かれていますが、無料の休憩所がありました。僕らが行った時には無料休憩所の鍵がしまっていたのですが、明かりはついていたので、誰か鍵をその時だけ締めていたのかもしれません….
雲ノ平 に向けたメンバーの装備、バックパック
今回僕は山と道の「MINI2」で向かうことに。他メンバーは「Hyperlite Mountain gear (ハイパーライトマウンテンギア)」や、山と道の「THREE」、そして自作のバックパックなどでした。
僕はテントに「 six moon designs ( シックスムーンデザインズ ) 」の「 Deschutes Plus Tarp ( デュシュッツ プラスタープ )」に久々にバスタブ付きのメッシュを追加。これは雨が怖かったので、今回、急きょバスタブを追加しました。
「 Deschutes Plus Tarp ( デュシュッツ プラスタープ )」はoff the gridにてアウトレットで1.5万で購入したのですが「もう元取っただろ」というくらい使用しましたので、いつかレポートを書きたい、そう思います。
今回、「ほぼ初めて使用した」というアイテムがたくさんあったハイキングとなりましたので、こちらは別途お送りさせていただきたいとも思います。
話は横道にそれてしまいましたが、そんなこんなでいよいよ、折立から登山がスタートです。続きます。
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