KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

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KEY-BAK キーリールについて先日OMM JAPAN 2025 に向けて買った話をしましたが、今回は「コンパスの定位置が決まると、地図読みのストレスが少し減った話」としてお送りしたいと思います。

まずはOMM JAPAN 2025那須塩原に参加された皆さま本当にお疲れさまでした!

紅葉の美しさに感動しつつも、激しいアップダウンに、体中がバキバキになった方も多いのではないでしょうか(僕はスキー場で最後爆発しました)。

さて、前回の記事(SAの喫煙所で読んでくれた方、ありがとうございます!)で紹介した、直前に「これは良さそう」と思って導入した「KEY-BAK(キーバック) キーリール」

実際に那須のフィールドで使ってみたんですが、個人的には、今回の「影のMVP」をあげたいくらい、かなり使い勝手が良かったです。

「キーホルダーでしょ?」と思うかもしれませんが、この小さなアイテムが、ナビゲーション中の小さなストレスを減らしてくれた気がしました。

今回は、あくまで僕個人の体感ですが、実際に那須で使ってみて「ここが良かったな〜」と感じたポイントをゆるりとレビューします!

▼前回の記事はこちら

OMM JAPAN 2025 直前!那須塩原の「寒さ」と「熊」対策に慌てて買ったものリスト?

2025年11月7日

ウエストポーチ装着が正解?「コンパスの定位置」が決まる心地よさ

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

まず、どこに付けるか迷ったんですが、今回はザックのショルダーハーネスではなく、ウエストポーチのサイドのループに着けてみました。これが個人的に心地よかった。

これまでは手首にぶら下げたり、首から下げたりしていたんですが、走っている時にブラついたり、藪に引っかかりそうになったりして、気になっていました。

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

手首につけて坂から転がると、コンパスがたまにどっかに飛んで行ってしまうということも…

KEY-BAKをウエストポーチに付けたことで、コンパスの「定位置」がなんとなく決まった感じがします。

KEY-BAK (キーバック)を使う時の心地よさ

地図を見たい時は、腰からシュッと引き出す。

見終わったら、パッと手を離せば、リールが巻き取られて腰の位置に戻る。この「ノールックで戻せる」動作が、想像以上に楽ちんでした。

疲れて頭が回らないレース後半でも、「あれ、コンパスどこにやったっけ?」と探す手間が減ったのは嬉しかったです。

「いつもの場所にいつものがある」という感覚は、意外と精神的な余裕につながるのかもしれません。

さすがアメリカ製?ハードな使用にも耐えてくれそうな「安心感」

KEY-BAKを選んだ理由の一つが、そのタフそうな見た目です。実際にOMMの現場で使ってみて、その「しっかり感」は頼もしく感じました。

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

ボディはポリカーボネート製らしく、結構ガッチリしています。岩場で擦ったり、森や薮の中で枝に当たったりもしましたが、今のところは壊れそうな気配はありません。

やっぱりMade in U.S.A.という響きだけで、なんとなく強そうな気がしてきますよね(笑)。

そして注目していた「ケプラー繊維」のコード。防弾チョッキにも使われる素材とのことで、見た目は細い紐なんですが、引っ張ってみると「あ、これは普通の紐より強そうだな」という感触がありました。

どうでも良い話「ボウアンドアローのデニムについて

なんでケプラー繊維にビビッと来たかというと、バイク乗りの先輩に教えてもらった「ボウアンドアロー」というデニムの存在。この幻?このデニムにもケプラー繊維が使われていてマジで丈夫でした。コケても全然不安なし。そんな「丈夫な素材が使われている」というのが体感としてわかっていたので購入に至ったのでした。

那須塩原でも藪というか木が生い茂る場面は多く、時には木の枝をくぐる場面もありました。普通のナイロン紐だと「引っかかったら切れちゃうかな?」と心配になるようなシーンでも、KEY-BAKだったら大丈夫でしょ。と思わせてくれました。

もちろん「絶対に切れない」なんてことはないでしょうけど、少なくとも今回のレース中は「紐が切れそう!」とヒヤヒヤすることはなく、ナビゲーションに集中できたのは大きなメリットでした。

▼ボウアンドアロー

おたふく手袋 BODY TUGHNESS を5年使ってみた

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2023年2月17日

「右手」が空くって素晴らしい!急斜面での動きが変わった

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

今回の那須塩原大会でも何度もお目にかかった急な登り下り。これが本当に大変でした。

普段のスタイルだと、左手に地図、右手にコンパスを持っていることが多いので、両手がふさがりがちです。

でも、KEY-BAKを使えば、右手を離すだけでコンパスが腰元に戻るので、サッと「片手(右手)が空く」状態を作りやすかったです。これが地味に、いや、かなり助かった気がします。

左手はどうしても地図を持っているのでふさがっていますが、右手が自由になるだけでも、

 * 急登で地面や岩場で手を着いた時にコンパスが挟まって痛くならない。

 * バランスを崩した時、とっさに手をつく。

 * 目の前の藪を右手でかき分ける。

といった動作がスムーズにできました。「コンパスを落とさないように…」と右手で確認をする必要がなくなるだけで、体の自由度がだいぶ上がった感覚があります。

「地図確認 → 右手を離す → 登る」というリズムが作りやすかったので、急斜面でも少しだけ余裕を持って動けた気がします。

注意点:リールの「戻る力」は意外と強いかも!

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

便利なんですが、使ってみて「おっ」と思ったクセもありました。それは、リールの巻き取り力が思ったより強いこと。

コンパスを地図の上で固定して見たい時、常にリールのバネの力に逆らって、ちょっと引っ張っておく必要があります。

油断して力を抜くと、バイーン!と勢いよく腰の方へコンパスが戻っていきます(笑)。

最初は「ちょっと指が疲れるかな?」とも思いました。じっくり地図読みをしたい時は、しっかりホールドする意識が必要です。

ただ、逆に言えば「簡単にはブラブラしない」ということでもあります。走っている最中に紐が伸びきってコンパスが暴れるようなことはなかったので、アクティブに動くOMMにおいては、この「ちょっと強めのテンション」くらいがちょうどいいのかもしれません。

KEY-BAKナビゲーションのお供に、試してみる価値アリかも

KEY-BAK キーリール、結構調子が良かったかも。【OMM JAPAN 2025実戦レビュー】

たかがリール、されどリール。KEY-BAKを導入してみて、僕のOMMスタイルが少しだけ快適になった気がします。

 * コンパスの出し入れがスムーズになった。

 * 「紐が切れそう」という不安が減った。

 * 右手がフリーになるので、動きやすくなった。

劇的にタイムが縮まる魔法のアイテムではありませんが、もし「コンパスの携帯方法、なんかしっくり来てないんだよな…」と悩んでいる方がいたら、一度KEY-BAKを試してみても面白いかもしれません。お値段もそこそこしますが、作りはしっかりしているので長く使えそうです。

もちろん、使い方は人それぞれに「合う合わない」があると思うので、ご自身のスタイルに合わせて検討してみてくださいね。

そもそもストレートなどにでるようなガチロゲな選手は「コンパス手に持ちっぱなしに決まってんだろや」と言う話もありますので、僕みたいな「ゆるっとスコア」な選手やそれこそ普段のハイキングなどにいいアイテムかなぁと思いました。

さて、装備のアップデートも楽しいですが、来年に向けて体力作りもしなきゃですね…ということで今回のアイテムが皆さんのOMMなどの参考になれば嬉しいです。それでは!

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark