山と道 について前編では今回の企画についてと「THREE」と「ONE」についての感想をお送りしました。
今回はさらに、なぜ購入したのか、そしてパッキングについてなど使って見た感想を中心に「山と道」の人気バックパックである「MINI2」についてお送りしたいと思います。
▼前回の記事はこちら
▼2019年の「山と道」発売情報はこちらです(2/24(日)更新)
さらに「山と道」のバックパックについて調べて行くうちに疑問に思った事が、公式以外のサイト内で語られていることがありました。
例えば「公式サイトでこう言っているのに、他のサイトではすこし違う事を言っている」という内容です。
その違いを記事にすることで、皆さんが購入する際の参考になればと思いまして、今回お送りします。まずは「MINI2」についてお送りします。ではどうぞ。
今回の記事はあくまで個人の感想を中心に記事を作成しております。詳細なスペックなどはメーカー公式のホームページなどご覧くださいませ。また今回の記事は特定のサイトを批判、誹謗中傷する意図はございません。
■目次
「OMM JAPAN 2017」で一目ぼれした「MINI2」
最後に紹介したいのが「山と道」のパックパックのが「MINI2」です。僕が今のところ「山と道」で買った最新のアイテムです。
このバックパックを購入したきっかけは「OMM 2017」で「山と道」の夏目さんが背負っているのを見て「カッコいい」と「一目ぼれ」したからというミーハーな理由です。
もう一つ理由もあるのですが、それは「MINI2」ならば「あまり壊れる事を気にしないで使えるかも」と思ったという点です。
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「OMM JAPAN 2017」で使用した「ファントム25」から買い替え
「OMM JAPAN 2017」には、OMMの「ファントム25」というバックパックで出場していました。この商品の背負い心地はとても良く、大げさではなく、今まで体感した事がないようなものでした。
しかし、素材が弱いのか縫製が弱いのか、外のメッシュや本体の縫い目が壊れたり、ほつれたりしてきたので普段には使えないな。とレース中に考えてしまいました。
一方で「山と道」のバックパックは「あまり壊れる事を気にしないで使える」感覚が個人的にあったので、「OMM 2018」に出場するバックパックとしてと、夏場の1-2泊用として「MINI2」を選び買い替えを行ったのでした。
ある日の「MINI2」のパッキングと重量
先日ブログにUPした仙丈ヶ岳の記事ですが、その山行の際に「MINI2」のパッキングした重量や写真を収めましたので参考になればと思います。
「MINI2」におけるベースウエイトとパックウエイト
僕が大体毎回登山をする際のベースウエイトが、5.5kg前後。パックウエイトが8.5kgとメーカーが推奨されるウエイトからは少しオーバーしています。
では、「バックパックに致命的な何かがあるのか?」と言うとそうでもなく、また背負い心地もそこまで悪くなる。と言うことはありませんでした。(※あくまで個人的な感想です。)
買って分かる「山と道」「MINI2」の良さ
この商品の良さは買って、使って見てわかると思うんですけど、その良さというのが「外部のメッシュポケットの収納力の高さ」です。
とにかく何でも入るというか、「THREE」などと比べても見劣りしない収納力だと思います。僕は食料系や燃料系の荷物を外側にいれています。
あとは、結露でぬれたテントなど汚れたアイテムなどもガンガンつっこめるのが魅力です。
「 山と道 」の「ONE」「MINI2」「THREE」で一番ドリンクが取りやすいのは?
これはめっちゃ個人的な感想なんですが、「サイドポケットからドリンクが取りやすいバックパックはどれ?」という比較をしてみました。
もっとも取りやすいと思ったのが「THREE」でその次に「ONE」、そしてもっとも取りづらいかも…と思ったのが「MINI2」でした。
「MINI2」については「山と道」の製品紹介の「TJAR」の選手が紹介している中でも、「ドリンクの取り出しつらさ」について語られているのでご覧になってはいかがでしょうか?
ある「サイト」で見る「山と道」のバックパック紹介記事についての疑問
最後に、僕が今回この記事を書くきっかけとなった、他サイトでの紹介に「?」と思われるカ所についてお送りします。平たくいうと「間違っているんじゃないの?」という内容です。
「他の記事ではこう書かれているけど、山と道ではこう言っている」「実際に使っているけどそんなことあるか…?」ということを書かせてもらい、まとめとしたいと思います。
「山と道」の「最適荷重域」について
「山と道」「MINI2」と検索すると検索結果上位に出てくる、とあるサイト。ここで「山と道」のバックパックについて、推奨の最適荷重域についての記載がありました。
MINI(25-30L)/デイハイクから1泊2日くらいまで汎用性の高いザック。8〜10kgくらいまで
MINI2(25-35L)/MINIをよりウルトラライト・ハイキングやファストパッキングに特化したULザック。8〜10kgくらいまで
THREE(40-45L)/MINIシリーズより一回り大きい中型ザック。10kg程度
ONE(50-55L)/カーボンフレームが入った山と道の中で最大容量の長期縦走も可能なザック 11〜13kgくらいまで
ここで書かれている「THREEの10kg程度」という記載と「ONEの11~13kg」という記載について「?」という疑問が出てしまいました。
「山と道」の「ONE」の「最適荷重域」について
上記とあるサイトの記載だと「ONEの11~13kg」とありますが、「山と道」の商品紹介ページを見ると「最適荷重域を11kgに定めている」と記載があります。
また過去の「山と道」のblogにおいても2013年の記載で「山と道FramePack ONEの最大荷重は11kg」「それをこえる場合は他に適したバックパックの選択肢もご検討ください」という内容の事が書かれています。
「山と道」の「THREE」の「最適荷重域」について
また「THREE」の「最適荷重域」について、上記とあるサイト内の表記では「THREEは10kg程度」という記載です。
こちらもまずは「山と道」の公式サイトを見ますと、「過去のテストでは12~13kgくらいまでであれば十分背負えると感じました。」と記載があります。
実際に僕も山で宴会をする場合など12-13kgの荷物を「THREE」で背負いますが、まだ破損などはありません。
・「山と道」過去のブログ※この辺の記事でも荷重について表記があります。
「山と道」製品についての情報は公式サイトを見るのが最適だと思う
最後になりますが、検索結果上位に出てくるサイトでも、うまく調べられていなかったり、他サイトのまとめ。というような記事になっていたりと、正確な情報でもない可能性があります。
その点「山と道」については、ホームページがリニューアルする前に運営されていたブログや、現在の公式サイトでも、かなりの情報量でカスタマーに情報を届けています。
そのため、今回冒頭から書かせていただいている通り、「山と道」については公式サイトを見るのが一番いいんじゃないか。とそう思うのです。
また疑問点や、使用して見た感想など、こちらで随時UPをして行きたいと思います。
▼OMMで大活躍した「テムレス」です
▼山と道の他商品も紹介していますのでこちらをご覧ください
あまり他のサイトへのちょっかいは見ていて(他人様のでも)あまりいい気はしない
ULザックも使い方様々だし、遊び方も様々
登山以外にも使うし実際僕はスリーは15kg以上いれても
入れ方さえしっかりしていればバランスもいいし良くできた商品だと思ってる
これからもtamashioさんならでは情報発信に期待してる
コメントありがとうございます。自分的に気になったので書いてみた次第です。
山と道については個人的にオフィシャルの情報が一番かなと思っています。
どのサイトよりも充実していて、なのでそのニュアンスが伝わればと思いましたが
僕の文章力などがまだ低いのが原因ですね。ありがとうございました!