尾瀬ハイキングに行って来た1泊2日至仏山〜尾瀬沼縦走_4 (鳩待峠〜山の鼻)

至仏山

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尾瀬 ハイキング、前回は鳩待峠から山の鼻キャンプ場までの道のりを書きましたが、今回は至仏山へ登り下山するまでを書いて行きたいと思います。

天候は雨が止んでいますが視界が見えにくい霧の中。6:30登山をスタートします。

山の鼻

霧の中スタートです

▼過去の記事(1話目はこちら)

尾瀬

尾瀬ハイキングに行ってきた!1泊2日至仏山〜尾瀬沼縦走_1

2017年10月12日

山の鼻から至仏山を目指し歩き出す

昭文社の地図上で山の鼻から牛首とは逆方向(地図上では左方向)へ進みます。すると「尾瀬植物研究見本園」への案内が見えますが、それはパスして真っ直ぐ木道を進みます。

僕の他には前に一人ハイカーの方がおりましたが、この時間帯かつ、この天気です。ほとんど他のハイカーはおりませんでした。10分も歩かないうちに至仏山の登山口に到着です。

至仏山

この分岐はパスします

至仏山

至仏山入口です

前回も書きましたが「至仏山へ入山する際は一方通行で登山をする」その旨の注意書きがありました。改めて内容を確認し、いよいよ本格的に登山開始です。

■山の鼻側の至仏山登山口から頂上までのコースタイムは?

コースタイムについては昭文社の地図上の情報では3時間ほどかかる模様です。

天候も安定しませんので、まずはコースタイムから遅れないことを目標に、足元に注意しながら歩き始めます。

登り始めて思ったのですが、それは至仏山って本当に登りやすい登山道だなぁということでした。

至仏山

木道や石の階段がしっかりしています

基本的に石と木で階段が作られ整備されていて、あまり危険な箇所もなく今回の登山の前半戦はスイスイ進むことができました。

至仏山

道が川のようになっていました

しかし前日からの雨が凄かったのか、登山道が川になっているような箇所がありまして、その辺がちょっとめんどくさいな〜という感じでした。

■山の鼻側からの至仏山登山道の注意点は?

いくら「登りやすい」と思っても、いくつか転びそうになったりと注意点がなかった訳ではありません。皆様の参考までに念のため書かせていただきます。

【注意点①】破損した木道、階段
途中「壊れた木道、階段」があり、基本的にはスプレーで「×」のマークがスプレ-でされていて足をつかなければいいのですが、とは言え足を置かなくてはならない箇所もあり、不安定な足場で何回か尻もちをつきそうになってしまいました。

木道や木の階段があるからと言って油断は禁物ですね。特に階段なんかは、標高があがるにつれて階段と地面との間の距離が大きい箇所もあり、そこで足を踏み外してしまうと怪我をしてしまう可能性もあるなぁと思いました。

【注意点②】クサリ場
至仏山に登る途中、森林限界を超えて1800m過ぎた位から何箇所かクサリ場がありました。ここは少し角度が急だったのと、雨で岩場が濡れていたのでこちらも注意が必要だと感じました。

森林限界を超えて至仏山頂上へ到着

森林限界が早めに来ます

上記の危険な箇所を何箇所か超えつつ2000mを超えた辺りから晴れ間も見えてきました。

至仏山

まだ40分程度くらいしかたっていません

雲というか霧というかが凄くなったり、かと思えば急に周りが開けて晴れたりと、風も若干強く、天気がコロコロと変わる中、どんどん進みました。

至仏山

木がだんだん低くなってきました

至仏山
至仏山

一気に高くなって来ました

至仏山
至仏山

雲の流れが半端ないです

至仏山 至仏山

途中何回か振り向いたりして景色を楽しんで進みましたが、気づいたら至仏山の山頂へ到着していました。到着した際の時間は8:30。コースタイム3時間のコースでしたが2時間で来てしまったようです。これは木道効果でしょうか・笑

至仏山

そろそろ到着です

到着すると、先に到着していたハイカーの方々が3名おり、ご飯を食べていたようでした。

至仏山

山頂へ到着です

僕が思わぬところから出てきたので、そのハイカーの方々は思わず声をあげられビックリしていました。この方達はおそらく鳩待峠側から来たハイカーの方かと思われます。

そのため山の鼻からハイカーがやってくる。という事を想定していなかったのかもしれませんね。

山の鼻から至仏山へのアプローチはそこまで利用者が少ないんでしょうか…

その後、僕も至仏山山頂でコーヒーブレイクを取りました。この時は青空も見え、周りは360°雲海という贅沢な風景が広がっていました。風は強かったけど最高の一言でした。

至仏山

雲海と虹がすごかったです

至仏山山頂から小至仏山〜悪沢岳分岐へ

至仏山

9:00まで30分ほどコーヒーを飲んだりと休憩をして鳩待峠を目指します。鳩待峠へはまず至仏山から小至仏山〜悪沢岳分岐を目指します。

至仏山

至仏山から小至仏山へ進むと岩場の稜線が続きます。

至仏山

紅葉が始まっていました

紅葉なのか赤く色づいた植物もちらほら見かけられましたが、霧も出てきてしまい、幻想的な風景が広がって来ました。濡れた足元に注意しながら進みます。

小至仏山へ到着、悪沢岳分岐を超えて鳩待峠へ

至仏山

あっさり小至仏山へ到着です

小至仏山は「稜線の途中に標識がある」程度のポイントで通り過ぎます。この辺を超えると木道が復活し始めました。どんどん進むと、尾瀬らしい?「湿地帯と木道」という風景が広がりはじめ思わず足を止めてシャッターを切りました。

至仏山 至仏山 至仏山
至仏山

オヤマ山田代分岐です

至仏山 至仏山

そんな道を過ぎると樹林帯に突入、いよいよ下り坂となります。そこからは特に面白いポイントもなかったので黙々と進みます。10:45分には鳩待峠へ到着。地図上でのコースタイムは2時間程度でしたが、ここは多少巻いたという程度。

至仏山

帰りは樹林帯です

鳩待峠

鳩待峠に戻りました

とは言っても全体的には1時間近く早く到着できたので鳩待峠休憩所でご飯を食べることにしました。鳩待峠休憩所ではオススメの「スタミナ丼」を注文し食べました。結構、にんにくが効いていてパンチのある味でした・笑

鳩待峠
鳩待峠

スタミナ丼です

次回はちょっとしたトラブルが出発前に発生。少し足止めをくらいつつ富士見田代〜竜宮十字路〜見晴キャンプ場までの道のりを書いて行きたいと思います。

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark