ダンロップ(DUNLOP)の焚き火台 …そんなのあるの?と思っていたのですが、それは突然僕の目の前に現れました。しかも新たなアウトドアショップとともに。
以前ご紹介しました「山荘 飯島」さんが世に広めた(?)と言っても言い過ぎかもしれないアイテム「ダンロップの焚き火台」について購入、キャンプで試してみたので今回ご紹介します。
「ウルトラライト」というカテゴリーからは外れるかもしれないこのアイテム。しかしながらそれらを超えた良さが詰まっていて、魅力のある商品なのでした。
■目次
ダンロップ(DUNLOP) ステンレスタイプストーブ を山荘 飯島さんで知る
こちらのアイテム、以前に書かせていただいた「山荘 飯島」さんで「ロンバケのビデオケースに入っていた」として話題をかっさらったアイテムを購入したのがキッカケです。
▼購入した時の記事はこちら
そもそもダンロップ(DUNLOP)ってタイヤメーカーでは…?
と思うかもしれませんが、ダンロップってタイヤだけではなく、かなり昔からアウトドアギアをリリースしています。
調べると1970年代からあるようで、ハイキング、キャンパーだけではなく、バイクなどでツーリングの旅に出るようなユーザーからも支持を得ていたようです。タイヤ→ツーリング、キャンプみたいな流れでしょうか。違うか…
よくハイキング中に登山部の学生さんが組み立てるのを見る
実はハイキングに行ってテント場などでよく「登山部の学生さんが組み立てるのを見る」のがダンロップのテントだった記憶があり、アウトドア界では信頼と実績のメーカーなのかなと思っていました。
「めっちゃデカくて丈夫なテントに6人くらいで学生さんがワイワイテントで楽しんでいる」のを北アルプスなどで良く見たのを覚えてます。
僕の経験は「風がビュンビュンの大天井岳のテント場で大きなダンロップのテントの影に隠れて風避けにさせてもらった」というのはココだけの秘密です。
ダンロップ(DUNLOP)の焚き火台を購入して
という感じでアウトドアメーカーのダンロップについての話はこんなもんにしておいて、焚き火台を購入してみての感想に移りたいと思います。
手に取っての感想…重い
まず手にとってみての感想ですが「お、重い…」という感想でした。(1.1kgほどあるらしい)普段の焚き火台はソラチタニウムギア スーパーネイチャーストーブ #1を使用しています。それから比べたらそりゃあ「重い」って感想になってしまいます。
▼ソラチタニウムギア スーパーネイチャーストーブ #1の記事はこちら
が、そこで「じゃ全然ダメ」なーんて事はなくて、このアイテムには重さ軽さに関係ない良さがあると思いました。
ビデオテープにガッチリ収まる
山荘 飯島さんが「ビデオテープに収まる」という事についてめちゃくちゃプッシュしていたので「たまたまビデオケースに収まるものなのかなぁ」と買う前までに思っていました。
実はこれ実際のところ「ダンロップ社がビデオテープのケースを正式採用した」という方が正しいような気がしました。説明書にも「ビデオテープが〜」って書いてあるんだよなぁ…これにはさすがに笑ったっす。
ダンロップ(DUNLOP)の焚き火台を使ってみて
そして「実際に使ってみてどうよ?」という話なのですが、組み立てる所からゆっくりと書いて行きたいと思います。感想を先に言ってしまうと「面白い商品だなぁ」と深く思いました。味がありまくり。
正直言って説明書がないと組み立てが難しいが、おぼえられそう
まず注意点を挙げていきたいと思います。すごく重要な点なのでメモっておいてほしいです。それは「初めは説明書がないと組み立てるの&収納するのがむずかしい」という事です。
本当にこういうのが大好きすぎるのですが、ダンロップ社の説明書は「クソみたいな味のあるコピー用紙一枚」に書かれています。思わずなくしそう。特に収納する際、ほんとうに説明書がないと厳しいと思いました。でもやっていくうちに覚えると思うので、初めて使う際に1番良いのは「家で組み立てと収納を練習しておく」という事かと思います。
いきなり現場で酔って組み立てる&収納するのは厳しい(酔っ払う前提)ので家で目をつむっても出来るようにしておきたい所です。
手を切りそうなので注意!
あともう一点、注意点なのですが、それは「手を切りやすいので注意」という事です。できれば軍手やら「REAL-TさんがDexFilmzさんの撮影によるPVでしているゴム手」などしておいた方が良いかと思います。コンビニで売ってるしね。
噛み合わせがガッチリしているので「力を入れないとハメづらい」「パーツの端が鋭利なので切りそう」という感じです。酔っ払って組み立てたら絶対ケガしそうなので注意!って勢いですね。
ちなみに下記がREAL-T
火が安定し、さらにそのままに運べるのが超最高
ここまでは組み立てについて書きましたが「実際に使ってどうよ?」という事について書いてみたいと思います。
上のタイトルに書いた通りなんですがこの製品「火が安定して着く」という、たき火台の基本的な要件と「たき火台のままに運べる」というのがとても良いと思ったポイントです。それぞれ説明していきます。
火の安定性
この製品を初めて使用した時は「炭で焼き鳥」のあと「たき火」というスタイルで使用しました。どちらも一度火がついたら火のメンテナンスがそこまで必要ではなく「放っておいても火の勢いはそのまま」という感じでした。
ソラチタニウムギアのたき火台を普段から使用していますが、あちらは「勢いよくガンガン燃える」という印象。こちらの製品は「ゆっくりしっかり燃える」という感じがしました。
最大の特徴は「火をつけたまま持ち運びが可能」な点だと思う
「これはすごい」「めっちゃ良いなぁ」と思う点、それは「火をつけっぱなしで持ち運べる」という事です。もちろん「素手で運べる」ってわけではないんですが、これまた味のある持ち運び用のアタッチメントみたいなやーつで引っ掛けると運ぶ事ができます。
僕だけなのかもしれませんがキャンプなど行くとですね「たき火台のデュエルバトル」的な感じで「おのおのがたき火を出し始め何か焼き始める」という事が勃発しやすくですね、そう言った時「あ、小生のたき火台避けときますね….すいやせん…」みたいな動きがとりやすいんですね。地味に便利。
物を載せるときの安定性が抜群
あと「軽いって正義!」その反対に「重いも正義!」というのが存在していたんだなぁ…としみじみ思いました。
今回のアイテム、もちろん「北アルプスの稜線」には全く持っていく気はしないんですけども、キャンプとハイキングなどを組み合わせて遊ぶ場合などにはめっちゃ良いかと思います。
理由としては「物を乗せるときの安定性が抜群にいい」からです。「ちょっと料理をしっかりしたいなぁ」などという場合においては、やっぱり安定感のある焚き火台の方が調理はしやすいかと思います。ちなみに山荘 飯島さんの紹介ではダッチオーブンを乗っけていて安定感のあるアイテムなんだということが分かりました。
別売の網もすごく丈夫
別売で網も販売されていますが、これも「すげえ説明書」なアイテム。癖がありまくりなんですけれども、使ってみるとやっぱり安定感があります。焼き鳥とか焼いてみましたが良い感じに使えました。一緒に買う事をお勧めします。
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ダンロップ(DUNLOP)の焚き火台 は買い?
登山には向かないかもしれませんが、徒歩でキャンプして歩いたり、バイクパッキングなんかで使うと良いかなぁと思いました。「1.1キロの重さとちょっとクセのある組み立て&収納」についてはデメリットとかではなく、むしろ愛着が湧いてくる一つのポイントになりそうだと思いました。
今回の記事が皆さんの焚き火台選びの参考になれば幸いです!それでは!
▼過去の焚き火台の記事はこちら
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