山荘 飯島 って知ってる?それは新たな刺激に溢れたアウトドアショップ

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山荘 飯島 さんって皆さんご存じですか…?名前だけ聞くと「山小屋?」って感じかもしれませんが、こちらは東京の経堂と桜上水のちょうど中間地点に現れたアウトドアショップ(という表現が合っているのか不安)さんです。

今回は「お店の個性がさく裂している」「アウトドアショップの新しいスタイルを作るかもしれない」「僕が勝手にビンビンに感じてしまった」お店について、実際に行ってお買い物をしつつお話を伺ってきました。

※久々に「ビリビリ感じる」お店に行って興奮しまくってしまった僕。めちゃくちゃ写真がブレているのはご愛嬌として許してください。

ということで、ブレてる写真とともに以下、ご覧くださいませ!

山荘 飯島 さん…それは妻がポパイで見つけてきた

まず「なぜこのお店を知ったのか?」ですが、それはある日の妻からの一通のメールからでした。

「このお店って知ってる?」というメッセージにインスタグラムのリンクが添えられていて、それをクリックすると、まず目についてしまったのはロンバケ(キムタクが昔出ていたドラマ)のVHSビデオ。

「これ何?」という疑問と同時に、ムクムクとお店への興味が湧いてきたのでした。

ホームページを見ると独特の世界観

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※山荘 飯島さんのホームページより

さらにホームページやショッピングサイトを見進めていくと、個性的なアイテムが並んでいます。「見たことあるんだけど、あまり見たことがない」そんなイメージをもったギアやウエアがある印象でした。

まずはホームページをみる中で気になったアイテムについて、簡単にご紹介していきます。

ロンバケのビデオとダンロップ(DUNLOP)のたき火台

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▲焚き火台をロンバケの巻数で販売 ※山荘 飯島さんのHPより

まずはやっぱり「ロンバケのVHSビデオとたき火台」についてです。

実はコレ「ダンロップのたき火台」なのですが、もともとメーカー側がビデオケースのようなもの(というかほぼビデオケース)に入っていて、店主さんがVHSビデオケースに入れてみた→シンデレラフィット「じゃあロンバケのビデオケースに入れよう」と言う流れでこのような展開になったようです。

製品についての説明はお店のホームページが1番詳しいので、リンクを貼っておきます。そして僕と妻は何を隠そうとロンバケの大ファン。これは買うしかない。

山荘 飯島さんでも、このたき火台の販売方法が「ロンバケの1巻〜6巻」という「ビデオケースのジャケ単位販売」というかなりトリッキーなやり方をしています。僕ら夫婦は「絶対に6巻(瀬名と南ちゃんが正面を向いている)ジャケットがほしい!」となりまして、オンラインショップでクリックの後、直接お邪魔して取りに行ったのでした。

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2020年1月29日

プロモンテ(PUROMONTE)のゴアジャン

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次に「プロモンテのゴアジャン」です。メーカーの名前を聞いて「プロモンテ?はて?」となってしまう人が多いかもしれないメーカー。正直に言うと僕もその1人でした。こちらも詳しくは「読んだらほしくなってしまう」という店主さんのブログを是非読んでほしいです。

アウトドアとファッションを行き来するその観点というか切り口が、とても新しくクセになる感覚を得ました。このウエアの作られた背景や歴史をしっかりと押さえていて説得力があり、読み物としてかなり面白いです。

新潟のNORTHERN ISLAND/ノーザンアイランドによるメリノウールTシャツ

「メリノウール」と言えば登山ウエアには欠かせない素材かと思います。特にメリノウールのベースレイヤーやTシャツはウルトラライトな界隈でも良く使われる、出現するアイテムだと思っています。

これも山荘 飯島さんは少しちがう違う観点から切り込んできます。新潟のセレクトショップ「ノーザンアイランド」さんのオリジナルアイテム「NORTH OF HEAVEN/ノースオブヘブン」をセレクト。

「登山もできるけど街も問題ない」という「ここまでに上品な、そしてオシャレなメリノウールのTシャツはみたことがないぜ!」というくらいに着回しが効きそうなアイテム。一枚ほしい!

山荘 飯島さんに行ってみた

と、言うことでここからは「実際に山荘 飯島さんに行ってきた」ので書いてみたいと思います。

まず住所を調べると…むむむ「駅と駅のど真ん中」という感じで、都心のエアポケットというか、つまり「あまり周りに何も無さそうな住宅地」にそのお店はありそうなのでした。

経堂のアウトドアショップ

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経堂という駅と桜上水という、異なる路線の駅と駅の間にあるお店。今回は「桜上水」駅から行ってみて「経堂」駅から帰って見たのですが、どちらかと言うと気持ち経堂の駅が近く感じました。

また桜上水からは「畑も見える住宅街」を通り抜けて、経堂からは「昔ながらの商店街」を通り抜けるので「目に入る情報の多さから」もなんとなく経堂の方が近く感じるかもしれません。

※最後に書きましたが、徒歩分数的には経堂の方が近いようです。

突然現れた三角窓の建物

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桜上水の駅から15分程歩いたでしょうか。この日は暖かい日で、あるいているうちに小汗もかき始めてきたくらいで到着。

ちょうどY字路の交差点の間にあるグレーの建物。二階には特徴的な三角形の窓があり、何の変哲も無い住宅地に溶け込みつつも、隠しきれ無い個性が染み出したお店がそこにありました。

ハイキング、トレラン、キャンプの境が無い商品のラインナップ

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お店に入ると、特徴的な什器(というか倉庫で見るアレ)が目に飛び込んできます。そして「タイベックが剥き出しになった内装」に胸がときめくのは僕だけじゃ無いはず。

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「以前はペットショップだったらしい」というその建物は二階建てで吹き抜けがあり、ほっとするような解放感がありました。

扱っている商品たち

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そして「扱っている商品」についてですが、先に紹介したアイテムはもちろん、キャンプ用品も取り揃えられています。1Fがウエア類で、2Fがキャンプ用品なども含んだアウトドアギアが並びます。冒頭に書いた「ロンバケのアレ」についても2Fに陳列されています。

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2Fにいくと….

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瀬名が待っててくれます

登山、ハイキング、キャンプ、トレラン…の定番を全面に….アプローチと言うよりかは「他のジャンルから、アウトドアアクティビティに切り込む」というような要素もある商品群だと感じました。

かくいう僕も「いきなりガチのアウトドアから」というか「さまざまなカルチャーを掘っていくうちにアウトドアに出会った」という流れがあるので、すごーくフィットする居心地の良いお店でした。

山荘 飯島の独特な営業スタイル

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もうひとつ書いておかなければならないのが、その独特の営業スタイル。

「一部アポイント制」という形をとっており、通常のお店のように「開店11時〜閉店19時」という営業日に加えて「早朝4時〜23時までの間で事前のアポイント制」という営業のスタイルを取っているようです。

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詳しくはホームページをご覧になっていただきましたらと思いますが、この点も新しく感じました。お話しを聞いてみると「会社に出勤する前」「会社から自宅に帰る前」などに利用される方がいらっしゃるということ。このあたりも新しさを感じました。

普通にそこに「ある」ものから皆が見ていないものを探し出す独自の視点

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最後に僕が山荘 飯島さんが良いな、と思った点が「実はそこにすでにあるアイテムから、ステキなアイテムを改めて見つけ出す」というセレクトのセンスです。

「アーティストのコラボで」「異素材(キューベン)の組み合わせで」「再販で…」「限定で…」…というような「クリック合戦ゴリゴリな」ウルトラライトなアイテムのあのワクワク感も僕は大好きです。

ただ、今回のように「誰も見てなかったけど実はヤバい」みたいなアイテムを(しかもロンバケのビデオまで付けて)提示する。というスタイルには同じくらいのワクワクを感じてしまいます。そんなセンスがさく裂しているのが「山荘 飯島」さんなんではないでしょうか。

山荘 飯島 って知ってる?それは新たな刺激に溢れたアウトドアショップ

今後はオリジナル商品などを本格的に展開していくとの事で、どんどんと目が離せないお店になりそうです!ビリビリ脊髄にきた方はチェックしてみてはいかがでしょうか!ロンバケのビデオに加えてスーパーボールもつけて欲しい!

山荘 飯島

<住所と連絡先>
東京都世田谷区船橋5-20-14 パル千歳1C
03-6762-6244
contact@sanso-iijima.com

小田急線経堂駅 すずらん通りの終着点

小田急線経堂駅より徒歩12分
小田急線千歳船橋駅より徒歩16分
京王線桜上水駅より徒歩19分

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark