Off the grid 2019 に行ってきまして、今回はそのレポートをお送りしたいと思います。
まず始めに書きますと、今回は初回から参加して、初めて何も買いませんでした!!毎回、何かしら散財していましたが、今回はノーマネーという結果に。
何も買わなかったのは「そもそも、いろいろ道具がそろったから」というのも大きく、購入したいものが少なくなってきている…という感じです。しかしそんな中、気になったアイテムもいくつかありましたので紹介させていただきます。
下書きなし、見た順番だったりするので、荒さはご了承下さい!ではどうぞ!
▼Off the grid 2019に関する記事はこちら
下記はあくまで個人の感想になります。ご購入の際は各ブランドの公式サイトなどご確認の上ご購入ください。また特定のブランドをdisったり持ち上げたりする意図もありません。気になることがあればコメントいただけましたら幸いです!
■目次
MINIMALIGHT(ミニマライト)のMESSE POUCH(メッセポーチ)とLEVEL PLATE(レベルプレート)
まず目についたのはMINIMALIGHT(ミニマライト)。こちらのブログで何度もお財布を紹介させていただいておりますが、今回はサコッシュのようなバック、MESSE POUCH(メッセポーチ)も販売されていました。
▼MINIMALIGHT(ミニマライト)の記事はこちら
このMESSE POUCH(メッセポーチ)、お店の人に聞いたら「山の近くまで移動する時にスタッフサックとして使用しつつ、登山開始のタイミングでサコッシュ的に使うのもアリ」との事。
このメッセポーチに限らずですが、「確かにそういった使い方あるな。」と思いました。
そしてもう一つ気になったのが、まな板…ではなく、これはテーブルとの事で、テン場などで「フラットな場所を作りたい」時に使用するものだそう。経年での味の出かたなども楽しめる山道具でかなりグッときました。
しかし、ソラチタニウムギアのスーパーテーブルを使用しているので今回は我慢。でもどこかのタイミングで買ってしまいそうな魅力的なアイテムでした。
その後アトリエブルーボトルさんに行こうとしましたが結構な人だかりでした。さすがに人気なブランドという事でパス。
moonlightgear(ムーンライトギア)さんが個人的に安定して良かった
個人的に1番良かったのはmoonlightgear(ムーンライトギア)さんのブース。
完全に僕の趣味ですが、海千山千會の展示と、販売が良くって一押ししていた新商品予定の「完全に化繊のスウェット」という見た目は「チャンピオンのリバースウィーブ」のような製品が、手にとって見る事もできて良かったです。
そして僕が気になったアイテムは、やはり「海千山千會」の薩摩 竹行李 山行李(さんこうり)。最近はこういった「使えば使うほどに味が出て、通常のアウトドアグッズから外れる」商品には目がない僕。
「また販売しますんで〜」と言われましたので、ぜひともその時を楽しみに待ちたいと思います。
あとはオフィシャルで販売しているのか、そうでないのかをイマイチわかっていないのでありますが、「海千山千會」のロゴ入りの水筒なんかも気になったアイテムでした。
海千山千會の手ぬぐいを交換できました
そして今回Off the gridに行く目的として、どうしてもやりたかった「海千山千會」の手ぬぐいと「いらなくなったスウェットを持って行くと交換してくれる」キャンペーン。
これは、「いらないスウェットを持って行くと、先に紹介した、今後発売予定の、化繊スウェットのリサイクル原料になる」というもので、先着で手ぬぐいと交換してくれるという内容。
僕はギリッギリに間に合って何とか手ぬぐいを入手する事ができました。
ジェリー鵜飼さんのブースはゆるい感じ
そして気になっていたジェリー鵜飼さんのブースではANSWER4の新作Tシャツの色違いや、以前インスタグラムで上がっていた、タイベックサコッシュ、カップ、トランプのセット、古着のリメイクなんかも置いてあって、とってもゆるーい感じでした。
Nruc(ヌルク)の気になっていたバックバック
「ウルトラライト=カリカリに無駄を削ぎ落としたものである」と考えてしまいがちです。しかしこちらの「Nruc(ヌルク)」の商品コンセプトは以下の通り
「Nruc(ヌルク)は”シンプル”を突き詰めることで排除されがちな”無駄”の再構築を目論みます。 無駄の一歩先へ。その向こうには何があるか…」
と公式サイトに書かれていまして、そのバックパックはいい意味でウルトラライトにこだわらず、バックパックはクラシカル感で懐かしみがある作りだと感じました。
そんなところが、今のシーンの中で新鮮な印象を受けました。こちらも気になるメーカーでした。
blooper backpacks (ブルーパーバックパックス)のこだわりの道具たち
blooper backpacks ブルーパーバックパックス「南アルプスの麓に工房を構えて作られている」というガレージメーカー。
僕がレジェンドと思っている「TJARの望月選手が使用している、本格派なガレージメーカー」という情報しか持たず、見に行きました。
すごく個人的な意見なんですが、山と道以降のガレージ系ブランドの中でザックの新しい方向を示しているメーカーなんじゃないかなぁ、と思いました。
ルーツはハイキングだけではなく、渓流そしてトレイルランなどもカバーしている商品群は魅力的でもありました。
さらに個人的なツボとしては素材がDyneema(ダイニーマ)素材使用のものが結構あってX-PAC素材だけではないところもいいなと思っています。
ぜひいつか買ってみたい、そう思わせてくれるメーカーでした。僕が狙うのは「MIZUNARA 30」です!
if you have で「hug」をじっくりと観察
なかなか見られない「 if you have 」の高性能バックパック「hug」が生産され、やっとゆっくりと見ることができました。
変な話ですが、昨年なら「売ってる」とわかった瞬間に銀行からお金を下ろして即買ったと思います。
しかし現在の自分の装備の方向と少しだけマッチしないので、そうはなりませんでした。(何様だよという話ですが…)
もちろん素晴らしいバックパックであることには間違いないですし、もし「初めて山に登りたい」という人がいたら、おそらく一番か二番におすすめする商品ではないかなと感じています。やっぱりこだわりがすごい。
山と道で見かけたサンプルのシャツ
山と道のブースはテント4張り近く使用し、かなり大きなスペースで展開されていたのが印象的でした。
今回のOff the grid2019で「1番勢いを感じたブランドは?」と質問されたら「山と道」と答えるくらいだとその勢いを感じた「山と道」。というかメーカーそのものが、ずっと変化し続けているので毎回Off the grid2019で新しい発見があるような気がします。
そんななかで今回、山と道の「新たな変化」として見かけたのが2枚のシャツのサンプル。
「これ山でも着られるのかなぁ」とか「今後はこういう形で、すこし普段の生活によった製品も展開していくのか?(作りはめちゃくちゃこだわってそうですが…)」なんて、いろいろと考えてしまった製品でした。でも出たら買うんだろうな。
Off the grid 2019 に行って思ったこと
Off the grid が始まった時からずっと行ってまして、それこそ1回目はオープンした瞬間ダッシュでお目当のショップに向かってソワソワしたんですが、今回ははじめてまったり行きました。
そして「無条件で購入する」というアイテムもなく、そんな中でも一番迷ったのが「Six Moon Designs」でみかけた「Deschutes Tarp Cuben Fiber」が4万で売ってたこと。死ぬほど軽いんだもん。でもそれだと「 mikikurota 」さんほしいなぁとか迷いまくりでした。
誰かのインスタで話されていて印象的だったコメントが「ちょっとオフグリでソワソワして散財するのに疲れた」的なもの。気持ちはすごーくわかります(笑)。
そして、メジャーなメーカーも参入しまくってオタクっぽさは薄れたかなと思いました。数年前は「U.Lです」というだけで登山における差別化が図れたというかそんな感じなんですけど、今はそれが「もう当たり前」な感じになっている気がします。
道具で個性を出すのもそうですが「道具をどう使っているか」「どんなスキルを持っているか」「どんな山にどのように登るか」みたいな、そもそもハイキングに当たり前な話の点で山と道具を楽しんでいく流れなのかなぁと、帰りの電車で考えてしまった次第です。
といいつつ来年も開催されるなら、もちろん行きたいと思います!みなさんは今年の「Off the grid 2019」はいかがでしたでしょうか?購入した道具を持って今年の山も楽しみたいですね!
▼関連記事
コメントを残す