ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS – 3000Tから浮気した話

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS - 3000Tから浮気した話

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ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310   (マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310)というガスバーナーについて、今回は以前に使用して紹介していた「BRS – 3000T」という中華メーカーから浮気(というか単純な買い替え)をした話について書いてみたいと思います。

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS - 3000Tから浮気した話

今回、書いて思ったのが「やっぱりいろいろ道具は比較してみないとな…」という点でウインドマスターを初めて使った時は感動しました。そんなところも合わせて読んでいただければ嬉しいです。

▼BRS – 3000Tの記事はこちらです。

BRS - 3000T

ガスバーナー の新星?「BRS – 3000T」が軽くて衝撃だった件|購入レポ#32

2019年3月14日

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310を購入した経緯

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まず、この製品を購入した経緯やきっかけなのですが、それは単純に「いままで使っていたBRS – 3000Tの調子が悪くなってきた」という理由からでした。結構な期間、コレ一本のバーナーで酷使した結果、みるみる調子を落としてきていたのでした。ここからは「どんな感じで調子が悪かったのか」について書いてみます。

寒さや高所に弱くなった

「火力が若干弱くなったな〜」と言う症状が以前からあったのですが、ここ最近は使用していて一気に「寒さや高所で火力が弱くなったな」という場面が増えました。すぐ火が弱くなる。

以前は同じような状況でも「ガス缶を手であっためたらどうにかなる!」という感じだったのですが、それでもどうにもならなくなりました。辛い。

お湯の沸きに時間がかかる

そんな事なので「お湯の沸きに時間がかかるorぬるいまま」みたいな事態になってしまう事が多く「半茹でのチキンラーメンをボリボリ」という惨めな感じになることが多く最近はありました。一緒にハイキングへ行く人のご飯を羨ましく眺める僕がそこにいました。

そんな時にJJさんからアドバイスをいただいて即購入

ある時の登山で「調理シーンであたふたしている俺」を横でじっと静かに見つめていたJJさんから…..そっと……「SOTOのウインドマスターはいいよ」とアドバイスをいただき「それは良いはずだ!」と下山後にノールックでクリックして購入したのでした。

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310をさっそく使ってみた

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS - 3000Tから浮気した話 ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS - 3000Tから浮気した話

さっそく使ってみたのですが、冒頭で書いた通り「BRS – 3000Tとの使い心地の差にビックリ」しました。「同じガスでもなんか全然違うんだなおい」という感じです。ここからは「使ってビックリした」という点について紹介をしていきたいと思います。

めっちゃ静か

まず、1番感動したのはその「静かさ」です。以前BRS-3000を紹介したときにも「音がうるさい」って書きましたが、それと比較するとすごく静かです。音の大きさって地味にストレスになったり「爆発するの…か….これ…..?」というような不安を煽ったりするので、これは嬉しかったです。

お湯の沸きっぷりが早い

お湯の沸き方なのですが、これがものすごく早いです。試しに同量のお水(200ml)をどちらも全力で沸かしてみたのですがSOTOは40秒程度、BRSは1分半ほどで差は50秒程度。

ガスの燃焼効率的にも良いのかな。と思いました。例えばパートナーと山に行くとき、ガスは「2人で1つを使う」というような形になるかと思います。

この時、順番にお湯を沸かすのですが、その間隔が短くなるのはストレスを感じず、嬉しいポイントです。あまりにもお湯が沸くのが早くて、慌てて火を止めたけど、予熱でお湯がボコボコ沸いてしまいました。

風に強く、火が消えずらい

BRS – 3000Tを使っていた時は、風に弱かったので、Amazonで購入した中華チタン風防を使っていました。なのですがこのウインドマスターはその名の通り(?)マジで風に強い構造で、風に対してのストレスを感じずに済んでいます。最近ではほとんど風防を使用していません。

重さの比較

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そしてBRS-3000との重さ比較ですがBRSが25グラムくらい、ウインドマスターが88グラムくらいで、63グラム重い。じゃあ「致命的な重さなのか?」と言うと「火の強さ、耐風性能のバランスなどを考えると、妥当な重さと言うかむしろ軽いのでは?」と思わせてくれました。

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310のスペック

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スペックについては以下の通り。オフィシャルサイトをご覧いただくとわかりやすいかと思いますが、こちらにも記載しておきます。

スペック(オフィシャルサイトより)

●寸法
幅90×奥行117×高さ100mm(使用時)
幅47×奥行51×高さ88mm(収納時)

●重量
60g(ゴトクを外した状態)
※67g(バーナー+3本ゴトク)/ 87g(バーナー+4本ゴトク)

●発熱量
3.3kW(2,800kcal/h) ※2

●使用時間
約1.5時間(SOD-725T使用時) ※3

●材質
バーナー・ゴトク・器具栓つまみ:ステンレス、点火スイッチ:樹脂

●付属品
3本ゴトク・専用収納ケース 【4本ゴトク・ボンベ別売】

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 にBRS - 3000Tから浮気した話

△三本ゴトク

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上記の通り、別売りで「別売4本ゴトク(フォーフレックス)」というゴトクがありますが、僕はこちらを選択して使用しています。jindaiji mountain works のヒルビリーポット(Hillbilly Pot 550 )と組み合わせていますが、かなり安定性があります。

ヒルビリーポットの記事はこちらです。

jindaiji mountain worksの「Hillbilly Pot 550」を購入して八ヶ岳へ

jindaiji mountain worksの「Hillbilly Pot 550」を購入して八ヶ岳へ

2020年7月5日

BRS – 3000Tとの使い分け

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じゃあBRS-3000Tは悪いアイテムなのか?と言えばそんな事は無く「使う山やシーンで分けても良いのかな」と思いました。

BRS-3000Tは街から低山で一泊二日などのシーンに。ウインドマスター SOD-310はアルプス的なカテゴリーの「高く長く歩くような山」などでの使用…と言うように場面で分けても良いのかな、と思います。

そんなのウルトラライトじゃない!みたいな意見について…

ガスとか使ってたら「ウルトラライトでもなんでもないでしょ?」的な意見もあるかなぁと思います。

ほんとすみませんと言う感じで、僕も初めは「ドヤ顔でアルストやらコケネンやらゴリゴリ」に使っていたんですが、一緒に登山する人が「横でガスで秒で火が沸かしている」のを見ているとほしくなっちゃうんですよね、楽なんです、ガス。

もちろんアルストコケネンの良さもありますし、(特にコケネンはエマージェンシー的な感じで持ってる用にしている)この辺りについても「状況によっての使い分け」が重要なのかな。と感じています。

海外製品で、こんなのもほしかった

このアイテムを購入するときに他に候補に上がったのがMSRの「ポケットロケット2」やムーンライトギアさんで売っていた「Olicamp / Kinetic Ultra Titanium Stove」(※全然買えない)でも最終的に落ち着いたのはこちらのアイテムでして、修理やメンテナンスの時、新富士バーナーさんなら気軽に出せるかな?と思ったからです。でも憧れる…海外製品…

ソト(SOTO)ウインドマスター SOD-310 のウインドマスターは買い?

ウインドマスターは買い?という質問があった時に「買いです!」と自信を持ってオススメ出来ると思いました。すごくバランスの良い、優等生な製品で、個人的には長い付き合いになりそうだと思いました。今までありがとうBRS-3000T。(違う)

また、登山をはじめて「どんなガスバーナーを買ったらいいか分からない!」という登山を始めたばかりの人にも「うるせえとりあえずコレを買っておけ!」的なオススメができるな、と思いました。

この記事がみなさんのガス選びの参考になれば嬉しいです!ではまた!

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark