ガスバーナー の新星?「BRS – 3000T」が軽くて衝撃だった件|購入レポ#32

BRS - 3000T

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ガスバーナー …みなさんはUL系の登山での「ガスバーナー」にどんな印象があるでしょうか?

「UL系ならアルコールストーブか固形燃料について先に書くんじゃないん?」とも思われるかもしれません。

しかし、Amazonにて購入し、何となく使ったらかなり良かったので、1年以上使用したガスバーナーの「BRS – 3000T」についてご紹介したいと思います。

「BRS – 3000T」というメーカー名を聞いてピンと来ない方も多いかと思いますがこのメーカー、「Amazonにて購入が可能である中国のメーカー」なのです。

今回、なぜ、このアイテムを取り上げたかと言うと「 山と道 」内のコーナー「ジャーナル」で僕が好きな連載である「チープハイク」で取り上げられていたから。

ぜひ「山と道」の記事と合わせて、読んでもらえればとてもうれしく思います。
※最後のページに「山と道」のリンクも貼っておきます。

注意
以下からは、かなり個人的な感想になります。購入については必ずオフィシャルのサイトや、小売店様の情報を確認してからご購入ください。ガスや火器の使用はご注意ください。

ガスバーナーを購入したキッカケ

購入したきっかけ、それは2017年当時の夏、その年にOMMの本戦に出ることにしていた僕は、荷物の軽量化を考えなが、北アルプスなど登山をしていました。

BRS - 3000T

登山後に自分の装備について考え、ショップを見たり、ネットをあさったりといろいろと模索していまして、装備をブラッシュアップする事を繰り返している状況でした。

そんな時にたまたまAmazonを見ていたらこのガスです。初めて見た時は「これはすぐに壊れんじゃね?」と思うほど小さく簡素な作りでした。

注文した後、2週間ほどして中国から到着。早速手持ちのガスでおそるおそる着けてみました。

BRS - 3000T

取り付け口はこんな感じ

●ガスに装着

BRS - 3000T

沸かす前

●火をつけてみる

すると……

ゴォォォォォォォォォォォォォ(かなりうるさい)

とごう音を立てて無事に燃焼が開始されました。本当にうるさいけど、いいアイテムです。結果として、現在もこのアイテムは僕のレギュラーアイテムとなり壊れる事なく使い続けています。

アルコールストーブとの重量比較

このバーナーを使う前にアルコールストーブや固形燃料を中心にストーブ、火器類を組んでいたのですが、ここまで軽いガスバーナーが出て来ると、選択肢としてアリだと感じるようになってきました。

試しに重さを計測してみると、以下のような形になりました。

●アルコールストーブ(sanpo CF stove)

Sanpos' Fun Lite Gear sanpo CF stove

僕が使用しているのは「 Sanpos’ Fun Lite Gear sanpo CF stove (サンポズファンライトギア サンポストーブ)」のもの。本体のグラムを測ると...50.2gでした。※あくまで使い倒した僕のものという話で、正式なスペックは公式情報をご確認ください。

対してガスバーナーです。

「BRS – 3000T」ガスバーナー

BRS - 3000T

こちらも重量を計測して見ると..27.8g

もちろん燃料どれだけ持っていくのか?という事にもよるので、あくまでも目安にという形ではあるんですが、ここまで軽くなると軽量化を意識してガスバーナーを持っていくという選択肢も全然出て来ると思います。

アルコールストーブ、ガススバーナー、固形燃料の比較

アルコールストーブ、ガスバーナー、固形燃料、3種類の燃料を使用してきましたが、僕が感じたメリットとデメリットと思われる点を書いていきたいと思います。

BRS - 3000T

完全なる主観で科学的根拠はあんまりありませんので、「それちがうじゃん」ということも大いにあるかと思いますが、生ぬるくみていただければ幸いです。

●アルコールストーブ

〈メリット〉
・ULやってるわーって感じになる
・そこそこ軽い
・ある程度どんな環境でもつく

〈デメリット〉
・火が見えなくて結構怖い
・アルコールをこぼして炎上したら怖い
(テーブル持っていた方がええと思う)
・燃料の把握が難しい
(アルコールどの位でお湯が沸くのかとか把握する事)

●固形燃料

〈メリット〉
・ULやってるわーって、ちょっと玄人やわーって感じになる
・燃料の把握が楽
(燃料このくらいでお湯が沸くって分かりやすい)
・どんな状態でも火をつける事ができる。道具の壊れという事を気にしなくていい。
・持っていき方を工夫したらカリカリまで重さを削れる

〈デメリット〉
・エスビットのコケネンはかなり臭い
・カップにススが着く

●ガスバーナー

〈メリット〉
・火が安定して着く
・沸くのが早い(というか時間が見えやすい)

〈デメリット〉
・寒いと火が弱まる時がある
・壊れたらどうにもならないリスク。

という事で、僕が最近ハイキングに持っていく火器類については「ガスバーナーと、お守りにお湯を2、3回沸かせる分位のコケネンを持っていく」というスタイルが定着しました。

BRS – 3000T」のガスバーナーでお湯を沸かすのにどの程度時間がかかる?

ではお湯を沸かすのに、どの程度時間がかかるのでしょうか?「if you have」の「Pound Cup(ポンドカップ)」でお湯をわかしてみます。

BRS - 3000T

沸かす前

BRS - 3000T

わきました。(わかりにくい)

このカップ容量が 453mlなのですが、今回はぴったりまで入れて沸かしてみます。火を中火にして3分15秒かかりました。

※徐々にラーメンを作ったレポートや、アルコールストーブなんかの比較もここで書いていければと思います。

「BRS – 3000T」のガスバーナーは買い?

たまに「何となく買ったものが定番になる」って事はたまにあるのですが、今回はほんとにその例にあてはまりました。

個人的に登山における火器類のセレクトに苦手意識があったのですが、このセットが1つの回答と言うか、これ以降はセットが安定して、ブレる事がなくなりました。

もし「登山に持って行く火器類がどうもしっくりこない」場合の参考に今回の記事が役立たてば幸いです。

他にもオススメのガスバーナーがないか調べてみた

最後にAmazonや楽天で購入できる中国系メーカーの格安なガスバーナーやちょっとレア?なガスバーナーなど、いろいろとしらべてみました。こちらもみなさんの参考となれば幸いです!

●BRS – 3000T

まずご紹介するのが、今回も紹介した「BRS – 3000T」。商品の細かい情報はさんざん上記で説明しましたが、丈夫で軽くて使いやすいガスバーナーです。音がうるさいのが欠点ですが、それ以外はあまり欠点もありません。

●Ashine JPのガスバーナー

「Ashine JP」というこちらもおそらく中国のメーカー。こちらは本体427gとスペックとしては重いほうかな。と思うのですが、気になる点「OD缶→CB缶」のアダプターが付いているという点。個人的にはキャンプで重量を軽くしたい場合にいいのかなぁと考えています。

●Optimus Vega Camp Stove

「Optimus Vega Camp Stove」この商品は僕も過去にAmazonで購入し、海外から取り寄せたのですがこの商品何がいいかというと「液出し対応可能」(※日本のガス検査は通らないらしい…との噂。使用は自己責任で。)でその昔「山と道」のblogを見てポチった商品です。めちゃくちゃ使えますが雪山かな。

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●「山と道」の「チープハイク」はこちら

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ABOUTこの記事をかいた人

登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark