夏の登山において、首元の日焼け対策は避けて通れない課題です。しかし、一般的な日よけ用ネックカバーは機能性に特化するあまり、どうしても「農作業感」が出てしまったり、スタイリングの邪魔になってしまったりと、個人的にはデザイン面で妥協を強いられることが多いアイテムでした。(農作業感はそれはそれで好きではあるんですけども)
そんな僕の静かな葛藤を、スマートかつ実用的に解決してくれるプロダクトがありました。それが今回ご紹介する、12342234tokyoの「 Sun Blocker ( サンブロッカー )」です。
機能一辺倒になりがちな夏の装備に、確かな実用性とエッジの効いたデザインをもたらすこのアイテムについて、フィールドでのテスト結果を交えながら詳しく解説していきます。
- 重量わずか30g。着けていることを忘れる軽快さ
- 耳が塞がらないから、環境音も仲間との会話もクリアに聞こえる
- エラスティックコードで手持ちのキャップに簡単着脱
- ハンドブリーチ加工のバンダナ柄で、山でも街でも浮かない
■目次
実用性とデザインを両立するバンダナ柄とハンドブリーチ加工

このアイテムの最大の視覚的な特徴は、アウトドアウェアらしからぬパンキッシュなバンダナ柄です。
さらに、ハンドブリーチ加工が施されており、一点一点表情が異なる風合いに仕上がっています。
過酷な自然の中で機能する道具でありながら、テント場や下山後の街中でも浮かない洗練されたデザインは、スタイリングのアクセントとして十分に機能します。

こちらのブランドはランニングウェア中心に展開されているようなのですが「街でも山でもカッコいい」という感じのデザインになっているようです。こう言うの本当好きっす。
重量わずか30g。着けていることを忘れるストレスフリーな設計

見た目の重厚な雰囲気とコットンと言う点からは裏腹に、その重量はわずか30gに抑えられています。
首周りに布を巻く特有の煩わしさや重みを感じさせず、文字通り「着けていることを忘れる」ほどの軽快な着用感を実現しつつ、直射日光から首元を確実にガードしてくれました。
個人的に(池尻的に)「コットン製品との相性が良い」(コットンTを売りまくってる)のですが、こちらのアイテムもそうでした。つける前は「ちょっと重いかな?」と言う懸念もありましたが全然大丈夫でした。
北アルプスでの実戦投入。12342234tokyoが解消する3つのストレス
日よけ効果だけでなく、実際の山行でどれだけストレスなく使えるかがギアの真価を問うポイントです。夏の北アルプスでの2日間の使用で見えてきた、本製品の秀逸なディテールについて触れておきます。
あんまり耳を塞ぐ感じがしない安心感:環境音や周囲との会話を阻害しない
筒状のサンブロッカーで顔周りを覆うと、どうしても耳が塞がりがちになります。
しかし、このサンブロッカーは耳元がオープンな状態で後頭部から首元に掛けて覆う形状のため、仲間との会話はもちろん、落石や天候の変化を知らせる自然の環境音をクリアに拾うことができました。

なんか他のアイテムや手ぬぐいほっかむりだと「結構周りの声が聞きづらい」みたいなことがあるんですがこのアイテムはそれがなかったすよね。
昔、落石にあったことがありそれ以来は山でどうしても音に敏感になってしまいます。なので「音が聞こえる」と言うのは重要なポイントっす。
強風下での安定性:エラスティックコードによる秀逸なフィット感
稜線に出た際の強風で、日よけカバーがバタバタと暴れて視界や行動の邪魔になる現象。これを防ぐのが、エラスティックコードとコードストッパーの組み合わせです。

コットン生地の適度な重みとコードによる密着感により、ランニングやトレイルのような激しい動きのシーンでもズレにくく安定しました。
商品説明でも「しなやかに伸縮するコードが自然に追従するため」とありまして、このコットンの若干の重さが作用して「風がふいても自然にフィットする」のかなぁと使ってておもってしまいました、
汗への対応力:コットン100%でも問題なかったよ
素材はコットン100%が採用されています。吸水性の高いコットンは汗をかくと乾きにくいという懸念がありますが、まぁ首に使うヤツだからコットンでも問題ないかな、とおもいましたが、2泊3日の縦走でも全然大丈夫でした。
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コードストッパーを活用した簡単な着脱ギミック
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僕はアンサー4のこの帽子を使っているのですが、キャップタイプじゃなくても問題なくつけられたので「異常にツバ長」な帽子じゃなければ着けられると思いました。
手ぬぐいでいいじゃんみたいな話に対するアンサー
それはそうなんだけども、手ぬぐいだと先に書いた通り耳が塞がり気味。そしてどっちかというと両サイドの日焼けを防ぐだけになっちゃう(両耳にかかるようになる)ので「クソ暑ちー夏、ぶっ壊した普通」な「暑さがヤバい日本」において後頭部の日焼けをちゃんとピンポイントで防ぐために、いったんUL的な話は横に置いて、持っていくのはアリかなと思います。
登山の時はつけっぱなしだし。どうせ。
「そんなもの自分で作れるマン」に対してのアンサー
シンプルなアイテムにありがちなのが「そんなもんワイでも作れるワイ!」というニキなんですけども、このアイテムちゃんとプリーツ入ってたり、ブリーチ具合が絶妙だったりという予想がされます。
あと手持ちのバンダナのサイズが合わなかったりと「作ってみたら、あれ…ダサいかも」と言うものになりそうなんで、大人しく買った方が良いんじゃね。と個人的に思いました。
導入時の注意点:カラー選択の落とし穴とメンテナンス


非常に優れたアイテムですが、購入前に知っておきたいちょっとした注意点も共有しておきます。
カラー特性による注意?:夏の低山における虫対策
バンダナ柄に含まれる赤みのあるカラーは、デザインとしては非常に秀逸ですが、夏の低山や樹林帯ではアブなどの虫が寄り付きやすい色なのかどうなのか分からないんすけど、めっちゃアブが寄ってきました。山で使う場合には色選びは注意した方が良いかもしんないすね。
(後から調べたら赤は虫にとって黒に見えるようで凸しやすい説がありました)
メイドインジャパンの品質と経年変化を楽しむ
本製品は日本国内で製造されたMADE IN JAPANのプロダクトです。コットン100%の生地とブリーチ加工は、使い込み、ガンガン洗濯を繰り返すことで少しずつ色が抜け、生地が馴染み、自分だけのヴィンテージギアのように育っていく過程を楽しめると思いました。ロングトレイルとかで愛着湧くよね〜と思う。


12342234tokyoについて
こちらのブランド他のアイテムもとても秀逸というかかっこ良くもあり「アイディア満載」なアイテムがいくつもリリースされていました。
特に気になったのは「ランニングウェアなのにコットンの提案」や「めっちゃ透け感のあるキャップ」、「ヨコサカタツヤさんとのコラボ」などなど「ちょっと他と違う感じ」がビンビンのブランドなのでした。
総評:機能とスタイルを妥協しない、12342234tokyo「サンブロッカー」


過酷な環境から身を守る「機能性」と、身につけることで気分が上がる「デザイン性」。
12342234tokyoのサンブロッカーは、これまでどちらかを妥協しなければならなかった首元の日焼け対策において、ひとつの完成形を提示してくれています。夏のハイキングやキャンプをより快適に、そしてスタイリッシュに楽しみたい方にとって、良い感じになりそうな商品なのでした!
【SPEC INFO】
- BRAND: 12342234tokyo
- PRODUCT: Sun Blocker
- PRICE: 6,050 JPY
- MATERIAL: コットン 100%
- WEIGHT: 30g
- ORIGIN: MADE IN JAPAN


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