今年もいよいよOMM JAPAN が目前に迫ってきましたね。ネット上には「ルート攻略法」や「軽量化テクニック」の記事が目につく時期です。僕のレポートはそんなガチな話は一旦お休み。
だって、本当に大事なのは、レースを無事に乗り切るための個人的な買い物だったりするじゃないですか。(と無理矢理結びつけてみる)
というわけで、この記事は、「高速のサービスエリアの喫煙所」で「ヤニ吸いながら」読むのに最適な、超個人的なOMM JAPAN 2025(那須塩原)直前・購入品リストとなります。
■目次
那須塩原の冷え込み対策!安眠と軽量化の両立?

那須塩原はやっぱり冷え込むという噂。OMMで最も重要なギアの一つ、僕の穴の鳴いたスリーピングマットの買い替えは、急務でした。
Rab Ultrasphere 4.5:寝心地と軽さのハイブリッド
旧マットに穴が開くという緊急事態発生!このままだと死ぬ。寒さに加えてパンクのリスクはゴメンだ、ということで、慌ててポチったのが、このRabの「Rab Ultrasphere 4.5」。
R値4.3という高い断熱性がありながら、最近のマット界隈を見渡した時に軽量コンパクトさを実現しているのが決め手となりました。
某通販サイトでポイント還元が強めなタイミングだったのも、背中を押した大きな理由。「穴が開きやすい」という噂を聞いたんですが、そこはリペアテープをザックの底に忍ばせて、運命を共にしようと思っています。覚悟。
8cmの厚みは、疲労困憊の体には最高の寝心地を約束してくれるはず。たぶん。カサカサ音も少ないらしいので、静かな那須の山中で、誰にも迷惑をかけずにぐっすり眠れることを期待しています。でも宴会しすぎて結果的に迷惑かけてしまうかも。
MM JAPAN 2025 戦慄の那須塩原フィールド!徹底的な「クマ対策」新ギア

那須塩原市や那須町の公式サイトのクマ目撃情報を確認すると、OMMの開催時期である秋にも出没事例が多数報告されているっぽいです…(参照:那須塩原市HP)。
藪の中へ凸する可能性が高いOMMでは、「備えあれば憂いなし」どころか、「備えなければ生きて帰れない」くらいの覚悟が必要なのか?と思いましてできる限り用意してみました。
TOKYO BELL TB-TRB1:スリムで消音しやすいトレラン用熊鈴
今まで使っていた海千山千會 丹波 銀鈴 千鈴は、音色は良いのですが、「熊鈴パワー」としては音量に少し不安があるところ。(でもそれが良いんですが)
そこで今回導入したのが、東京ベルのTB-TRB1(トレイルランベル)。
• スリムで邪魔にならない
• 片手で簡単に消音・発音の切り替えができる
• 重さがわずか24g
特に消音機能は優秀で、市街地や静かな登山者とすれ違う際にも、バッグから外さずにサッと「オフ」にできるのが最高です。山中では常に鳴らしておき、我々の存在を遠くまで(というか熊さんまで)知らせてくれることを期待しています。
クマ避けスプレー TW-1000:究極の最終兵器?となるのか…?
「OMM中にスプレーを使うような事態が起きませんように…」と祈りながら、究極の最終兵器?「TW-1000」を購入しました。
これは、レースの成績よりも、生命の安全を優先!最悪の事態は想定しつつも、あくまで「お守り」としてウエストバックの取り出しやすい位置に装着。
これを購入したことで、心理的な安心感が段違いです。那須塩原はクマの出没が確認されているエリア(市街地近くでの目撃も!)。使用しないことが一番のOMMの成功です。
キャップガン:おもちゃを侮るなかれ
これもクマさん対策の一環です。OMMでは、コントロールを目指して地図にない藪に突っ込むことが多々あります。
そんな時、藪に入る直前に「キャップガン」を連発することで、威嚇効果が期待できるかな、と。
昔、駄菓子屋で買ったあの懐かしい火薬の音。まさか、OMMというガチな山岳レースで、童心に帰った装備を導入するとは思いませんでした。マジかよ。
でも、これが意外と効くらしいという話。軽量でかさばらないのもポイントです。
ナビゲーション効率化!「地味だけど効くかも?」小物ギア


OMMは地図読みが命。レース中、コンパスをいかにスムーズに、かつ安全に扱うかが重要になってきます。
KEY-BAK キーリール:コンパスの定位置を作る!
大会中は手にコンパスを持ちっぱなしにする時間が長いため、今回「KEY-BAKのカラビナ付きキーホルダー(キーリール)」を導入してみました。
腰のベルトやザックのショルダーハーネスにカラビナで固定し、ケプラー繊維の丈夫なヒモをコンパスに繋げます。
地図を読むときはヒモを伸ばし、手を離せば自動で巻き戻る。これで、コンパスの紛失リスクを極限まで減らしつつ、常時コンパスにアクセスできる状態を維持できます。アメリカ製の信頼感と、ケプラーコードのタフさに賭けています。でも予備のコンパスは持ってみた。だから重いんだよお前は。
これがうまくいけば、来年のOMM参戦記で、ナビゲーション効率化の神アイテムとして大々的に記事にできるかも?いやもう業界の定番だった?
OMM JAPAN 2025 那須塩原の山へ、最大の敬意を払って


OMM JAPAN 2025、改めてスタッフの皆さんや参加される皆さんへ最大限のリスペクトと言うか毎回ほんとあざす!と言う気持ちを持って(心の底から)気合いでやってきます!(雑)
今回購入したギアは、すべて「安全に、そして快適に、このタフなレースを終える」ためのもの。毎度毎度だんだんと買うものは細かくなってくるのですが毎年毎年バージョンがアップするのも楽しみだったりしますね。
那須塩原の山々へ最大の敬意を払い、準備万端でスタートラインに立ちたいと思います!という事でみなさん会場でお会いしましょう〜!声かけてくれたらシール配布おじさんします!























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