旅に憩う (Tabi ni Ikou) の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

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旅に憩う (Tabi ni Ikou) さんというブランドをご存じでしょうか。今回は僕が「昨年から今年にかけて知っていった」(そしてだんだんと知り合いになった)ブランドです。

個人的に「かなりカッコいいな」と思っていて「何がかっこいいのか?」と言うと、このブランドの作るアイテムや世界観は「クールに洗練!」というよりは、初見で「なんか新しい気がする…けど、コレは良いのかまだ分からない…」という、ギリギリの価値観を僕らに提示してくるような点です。

で、こういう初見で「ワカラン」ってなるやつほど、後々になって「やべぇ、超かっこいいじゃん!」ってなるのが常だったりすると人生経験的には思っていて、このブランドはそのパターンにあたると思ったのでした。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

そんなかっこよさのある、旅に憩う(Tabi ni Ikou) さんが最近リリースしたショーツ「Tabi-Iko Shorts」をはいてみたら、カッコの良さはもちろん「新しさもメチャクチャ感じてしまった」ので今回はそれを紹介させてもらいます。

独自のスタイル:作られた「風」か?「素」のかっこよさか?「移動販売」での予感

彼らとの出会いは、昨年度大阪で行われた「移動販売」というイベントがきっかけでした。そこで現れたのが、僕より全然若いメンバーたち。なんかね「これはかっこいいだろ」っていう予感が、出会った瞬間にビリッと感じました。移動販売では、彼らは主にシルクスクリーンのワークショップや、Stem Bagを販売してました。

 
 
 
 
 
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▲移動販売の様子

その時、アイテム数はほとんどなかったけど、そこに「いつもの感じのブランドとは違う」オーラが確かにあったように思います。

「かっこいい風」との一線を画している彼ら

最近のハイキングシーンでは「スタイルを出す」ってことが当たり前になってきているように感じています。

登山用品からちょっと外した服を着るY2Kファッションでハイキング…これ以上書いていくとまたフォロワーが激減しそうなんで、この辺りは会った時に話したいんですが、ほとんどの場合、スタイルを出す際に結構無理をしている印象。「それってどこか作られた感があるな」という感じが多いこともあるなと思ってしまうこともあります。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

旅に憩う(Tabi ni Ikou)の彼らは、そんな「かっこいい風なスタイル」とは一線を画した、ガチで素(す)のかっこよさを身にまとっていると感じました。ですので、その人たち自身が持つスタイルから、作られるアイテムにも独特のオーラが出てんな〜感じたわけです。

「Tabi-Iko Shorts」のヤバいギミックと素材感

という事で、先日、池尻大橋のUNDER THE SUNさんで行われたポップアップで購入した、旅に憩う(Tabi ni Ikou)のショーツ「Tabi-Iko Shorts」をご紹介します。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

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旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

結論から言うと、これは「新しい感じの履き心地」がして「見た目は普通だけど、実はめちゃくちゃ攻めてる」というアイテムだなと思いました。最初に見た時は、「あれ?なんだこれ?」とマジで声が出てしまうくらいに、履いてみて衝撃を受けました。

履き心地が「無」になる時がある。軽くて楽

履いてみての感想は「ポケットに何も入れていないと、無になってしまう感じの軽さ」という感じです。素材の絶妙なストレッチ性と、縫製というか作りがいいのか、布が肌に当たる感覚がなくて、軽い感じがします。「ポケットに何も入れていないと」と言う条件は後ほど説明します。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

とりあえずひと夏の間、着用して思ったのは「汗をかいても肌に張り付く感じがないし、足上げのしやすさが楽。これは山で鎖場や急登で威力を発揮するな」と思いました。

ポケットの広さ「大海原」感がハンパない

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

そして、何が特徴的かというと、本当に「ポケットがヤバい」と言う事。一言で言うと「大海原的な広さ」であるという事。

後ろポケットはなしで、前ポケット2か所なんですがど、なんと「ほぼ前見頃全体がポケット」という作り。入れたものが迷子になるくらい広い。んで、実際に「あれ?家の鍵あれ?💦」みたいな事がある位に広いです。この感覚は初体験でした。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

▲裏から前身を見るとほぼポケット

でも物を入れまくっても、シルエットはそこまで崩れないのが不思議。この深さ、というか「大海原」っぷりは、走ったりチャリに乗ったりしても、中のものが「旅に行かない(飛び出さない)」から安心できるなと感じました。

これは、彼らが山やチャリ体験の中でたどり着いた「とりあえず荷物を突っ込める場所が必要」という、切実な答えなんだと勝手に解釈しました。特に山で物を「地面におきたくねえな」って時に「とりあえず突っ込める」ので最高に活躍するなぁと感じました。

ということで前段で説明した軽さについて「ポケットに何もいれていないと」ということになったのでした。まぁめちゃくちゃ荷物入れちゃうんですけども。ちなみに子供をお風呂に入れる際に脱いだ服を全部ポケットに入れてもお釣りがくるような事態になっています。

素材とディテールへの愛

ではオフィシャルなホームページに載っていた素材についてや、僕の感じた事を書いて行きたいなぁと思います。

  • 素材:軽量で耐久性の高いコットンライクなタスランストレッチナイロンを使用。撥水ストレッチ素材で、高い足上げも本当に楽ちんでした。ホームページやインスタにもクライミングの写真などがあったので、その辺の経験が活かされているのかなぁと思いました。
旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

  • 紐:コレ!僕がかなり好きなポイント!柔らかいけどコシが適度にあるウエストの紐が、ストレスなく結び直せて良い感じ。硬すぎる紐は解けやすかったり。コシが弱いと硬くなって終わったりするのですがマジで中間な感じ!(語彙よ)「軽くてスルッとしている」と表せば良いでしょうか?
旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

  • 軽さ:マジで軽い。(sサイズで115g)そして、速攻で乾く。結果、「無限履きループ」に陥るわけです。コレは汗っかきな僕にとって最高なポイント。縦走した時にも水で洗って「ちょっと乾かせばすぐに履けそう」と言うのは山の事も考えられていると思います。
旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

▲後ろから見るとこんな感じ

  • 隠し:あと気づく人は気づく「筒ポケ」があったり、スマートフォンを入れるポケットがあったりする。シンプルなのにギミックも充実。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

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旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。
製品スペック(ホームページより)

Size: S / M / L
Color: White, Navy, Lime
Weight: 115g (S size)

旅に憩う (Tabi ni Ikou)のショーツ「Tabi-Iko Shorts」は新たな定番となるのでは?

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

価格は13800円。ガレージ系のショーツのお値段から言うと平均くらいでしょうか。価格のバランスも程よいかなぁと思いました!これを書いている時点で在庫はないようですが、これは今後要チェックです。

旅に憩う (Tabi ni Ikou)のショーツ「Tabi-Iko Shorts」に思った事。

旅に憩う の「Tabi-Iko Shorts」について夏の終わりに書いてみた。

なんと言うかこのアイテムを一言で表すと「メチャクチャ引き算のショーツ Tabi-Iko Shorts」なんだけど「メチャクチャ機能が充実している」アイテムだと思いました。

表現が難しい感じなんですが「機能を追加する」というプラス的な感じで「ラーメンのトッピング追加」みたいな感じより「この作りだとポケットがココに生まれる!(産まれたわ!)」みたいな方がシンプルさが奥深さを出している気がします。澄み切ったスープ。

今回のショーツ 「Tabi-Iko Shorts」はそんな「めちゃくちゃシンプルだけど機能に溢れている」という素敵なアイテムなのでした。これは「終わらない人生の旅路にずっと寄り添ってくれそう」かなと思います。

というわけで「新しい山への感性」を表現してくれる、旅に憩う(Tabi ni Ikou)さんのショーツ「Tabi-Iko Shorts」をご紹介しました!「かっこいい風」ではなく、本質の「かっこよさ」を持つ彼らのアイテム、ますます目が離せません。オフィシャルの商品ページもめちゃかっこいいので要チェック!

旅に憩う(Tabi ni Ikou) 公式サイトはこちら:
https://tabi2ikou.square.site/

おまけ?旅に憩う(Tabi ni Ikou)の本体?かもしれない動画がめちゃいいので要チェック

https://vimeo.com/tabi2ikou

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登山と旅を中心に実体験を書いて行きたいと思います。ウルトラライト、U.L系のハイキング情報や、それ以外にも体験談や購入履歴を中心に皆様に少しでも役立つ情報を提供していければと思います。 登山の記録が少ない、と言われますが写真が膨大でまとめるのに時間がかかっています。じっくりお付き合いいただければ幸いです。 ■使用機材 ・SONY ILCE-7S +leica summicron 50mm f2 ・SONY DSC-RX100(現在は使用しておりません) ・Olympus Tough TG-5 ・dji spark